「たけつき」の雑記

動画編集の「あとがき」とか

夢みる私たちは嗅覚ゲーティングのため少女に還る

どうもです。えっちなたけつきです。

NovelGameFestival2022に参加させていただきました。
こういう機会がなければ作らなかったでしょうから、畑違いながら混ぜていただけてよかったです。

https://madevent6.wixsite.com/novel-game-festival

みんなもエロゲMADつくろうぜ!

 

こちらの作品で作りました。

「白昼夢の青写真」(Laplacian)

https://laplacian.jp/yonagi/

 

感情を揺さぶられる物語、かわいいヒロイン、きれいなイラスト、適度なSF要素を持たせた近未来感、とても面白かったので気になっている方はぜひプレイしてね。僕がプレイしたのはえっちじゃないほうです()

 

これを読む人は気にしないと思うけどMAD的にはネタバレ要素も含んでます。でもヒロインがどうなるのか結果の部分は公式に配信されている情報や、物語のプロローグで予想はつくので、言うほどネタバレはしてないと思う。

 

どういう世界でなぜそうなったのか、そこにある登場人物たちの感情、ヒロインたちの想いの集約はプレイ過程あってのものなのです。こんなMADのことは気にせず、というか気にならないので、あなたたちの世凪を心に残してください。

 

では、いつものごとく動画についてつらつらと

www.nicovideo.jp

 

 

【動画概要】

「タイトル」
すべての夢みる私たちのために

動画の最後で回収しますが、海斗から見て「私たち」、引いては世凪を認識した「プレイヤーたち」のために、彼女は世界になった。比喩ではなく彼女は世界になります。ちなみに世凪の一人称は「わたし」です。

 

海斗が物語として綴った世凪に対して、世界と呼ばれた少女が私たちのために……ということですね。?

 

「サブタイトル」

Repeat those loving days forever and ever to the endless horizon of my sky
(どこまでも続くわたしの空で愛おしい日々を繰り返して)

副題は世凪視点です。世界となったわたしのなかで幸せに生きてね……ですね。

 

「ロゴ要素」

本 ペン 軌跡 3つの丸

3つの物語を経た先に開いた本から延びる世凪の感情の軌跡、
それは「すべての夢みる私たちのために」

 

という感じのことをやろうと思った動画です。出来てんのかどうかはわからんw

 

 

「使用楽曲」

GATE OF STEINER

www.youtube.com

みんなだいすきシュタインズ・ゲートのテーマ曲ですね。
といっても、アニメ勢には印象が薄いかも。
全く関係なさそうな所からなんで引っ張ってきたんだwって選曲です。

 

歌詞は英詞ですが、意味を所々拾いながら、一部日本語の単語が入るところは、
歌詞が印象に残ってしまうのでそれっぽい画を当てはめたつもり。

 

曲調としては、悲壮感と希望が入り混じった曲なんじゃないかなと思います。

 

歌詞は、「時間は残酷」「運命に逆らって守りたいもの」「夢幻の刹那が永遠に続くように」「私たちは果て無い想いで空を舞う」「時間が来た、涙と共に新しい世界へ」あたりがそれっぽいかな。

 

「動画構成」

最後に世凪が消えてしまうまでは世凪の視点
そのあとは、それを物語とした海斗の視点
となってます。

 

ゲームはもちろん主人公「海斗」の視点で進むし、そもそも海斗の視点であることが物語の根幹に関わっているわけだけど、ぼくはよなぎちゃんだいすきなので、世凪の視点で作りました。

 

彼女の感情こそが、この物語の根幹だからね。ただ、それを海斗が観測した視点で記録に残しているというのが、物語冒頭で語られる、

「人は数多の他人に定義され、その中で自分自身を決めて生きていくんだ」
というメッセージになってるのはすごいなと思う。

 

ものを忘れることができない海斗、を、電子メディアとして記録されたゲーム
に見立ててるのかな?しらんけど。

 

ここに登場する「世凪」は「海斗」が観測した世凪でしかない。
ものを忘れない海斗がそれに拍車をかけていて、僕たちの見る「世凪」は「海斗が見た世凪」から絶対に逃げることができない。

 

 

海斗が語った物語を受け取った僕たちは世凪を2次情報として処理してるわけです。人から伝え聞いた話です。だから僕のMADをみて世凪を認識した人たちはさらに……

 

世界には、このゲームの感想がそれぞれあり、ファンイラストが描かれ、なんかMADが作られたりもする。いたるところに世凪は存在して、そのすべてが世凪となり、その中で彼女は彼女自身として存在する。

 

さぁ、いきましょうか。
「ぼくのなかに偏在するきみ」が「せかいに遍在するきみ」に届きますように
全ての夢みる私たちのために

 

 

【動画内容】

海斗の視点を極力排し、世凪の感情に絞る。
世凪の感情の中で、「わたし」について心が動いている部分を抽出。
副次的に、海斗への想いが引っ付いてくる。

 

動画の時系列で言うと、

・大切なのはわたしの感情
・わたしが書く物語、感情の物語
・いつか消えるわたし自身のため
・わたしが消えるってどういうこと?
・わたしってだれだっけ
・わたしという夢
・どうかこの夢がわたしに届きますように
・海斗を愛している、これがわたし
・でも知識として分かるだけのわたし
・だからあなたの中にいるわたしを教えて
・わたしは「わたし」にはなれなかった
・でも、こんなわたしを愛してくれてありがとう

 

では、掻い摘んでいきます。

 

・大切なのはわたしの感情

かみさまが具現化する世界?

 

アバンは世凪という少女と海斗という青年がいますよ、という紹介かな。

青い鳥を追いかける海斗と、いつも些細な幸せを手元で感じる世凪

A man who can't forget anything and a woman destined to forget everything 
(なにも忘れることができない青年とすべてを忘れる運命の少女)

 

その中で世凪はわたしにとって大切なのは感情だという、その感情こそがわたし自身だからと……

 

Why do all those stories end up with them saying goodbye in the end?
(なら、どうしてすべて別れの物語なんだ?)
という海斗からの問いかけですね。

 

ではその物語を始めましょう。

 

街へ落ちていく少女

ストーリーの時系列としては終盤ですが、彼女はいわば世界に対する生贄です。
皆が夢みる理想の世界のため、自分を無くし世界に落ちる少女

落ちていくのは僕のイメージでゲーム内ではそうではないですが

 

分厚いガラスに阻まれ見降ろすことしか出来ず、自分はその世界にはいられない少女

The Girl Who Dreamed the World(世界と呼ばれた一人の少女)
これは、"海斗"が"世凪"を書き記した物語のタイトルです。僕たちが見ているのはコレ。

 

世界になるってどういうことw って言うのは一応設定があるけどめんどいので省略。

 

・わたしが書く物語、感情の物語

 

「思い出は時間とともに色褪せるけど
その感情と繋がってい物語なら、いつになっても褪せないから」

・いつか消えるわたし自身のため

 

「それが「彼女へのはなむけ」なの」

ということで、動画冒頭の大量の本たちは世凪の感情ですね。物語を贈りたい彼女というのは、すべてを忘れて、わたしではなくなってしまった未来のわたし。

 

どんな感情の物語を書いたのかその一節を紹介しましょう。

Case03 桃ノ内 すもも 
キラキラしたオシャレなおねーさんのお話

 

Case02 オリヴィア・ベリー 
女性としての理想、気高く強く、そして愛される女の話

 

Case01 波多野 凛 
自分を諦め、それでも本当は助けて欲しい少女の話

 

急に出てきたこの3人はすべて世凪です。彼女がその時感じた感情を忘れないために書いた物語。大切なもの、わたしの感情。

エロゲで言うところのヒロインルート。
子供の頃の、女性としての、自分を諦めたときの、海斗との関係をモデルに書いた小説。

 

動画では触れることができませんが、このヒロインルートこそが世凪でもあるし、
それぞれおもしろいので体験してほしいですね。(凛が好きかな、罵られたい)
これを読まないと世凪という存在が上滑りするだけです。まさにこの動画ですw

 


Case00 世凪
世界と呼ばれた少女のお話

 

・わたしが消えるってどういうこと?

 

その感情たちを形どれなくなり、わたしの気持ちを黒く埋め尽くす。
「わたしが「わたし」じゃなくなったとき」

 

 

あたまどかーん (じっさいにはどかーんしないよ?)

 

 

「わたしの記憶も感情も、
失いたくないと感じるこの想いさえも、
消えてなくなるの」
(はい、恒例のそんなこと言ってないセリフ定期)

世凪と凛のシンクロ
動画の中で物語の感情(凛)と世凪の感情がリンクしてるのはここだけかな
3人分こういうの入れようかとも思ったけど、構成的に入れる場所がなかった。

 

・わたしってだれだっけ

 

写真に収めた大切な人たち


「二人の時間を、わたし……
どうやっても思い出せないの」

 

思い出せなくなったところで、「自分からのはなむけ」を受け取るわけですね

 

・わたしという夢

 

「夢 夢を見ていた
どうして泣いているのかもわからない
誰だかわからない「あなた」を呼び続ける
そんな「夢」」

(はい、恒例のそんなこと言ってないセリフ定期2)

 

見ている夢は3つの物語

このゲームの面白いところは、3つの夢、つまりヒロインルートを読み進めるところからゲームがスタートすることです。
つまり、世凪はゲーム開始時点ですでに自分では無くなっていて、彼女の感情を呼び起こしているような作りなんですね。

 

彼女が感情を取り戻したとき、Case00 世凪 が始まる
システムとストーリーと感情がうまく絡まってて、面白い作りだなと思いました。

 

・どうかこの夢がわたしに届きますように

 

「どれだけ夢で叫び続けても
もう、「わたし」は「わたし」ではないけれど」

夢みた感情の欠片が結びつき集まって、わたしになる過程かな

 

「わたしのささやかな幸せも」 フクジュソウ?言及はされてないけど、永久の幸福とか皮肉かなw
「わたしを苛む寂しさも」 手元にいたはずの青い鳥さんも飛んで行ってしまうね。

 

「どうか「わたし」に届きますように」
(はい、恒例のそんなこと言ってないセリフ定期3)

 

ここで世凪は思考できる状態ではないからねw

 

じゃあ、わたしって誰なのか、では自己紹介です。

 

・海斗を愛している、これがわたし
・でも知識として分かるだけのわたし

 

「わたし、世凪ね!
凪いだ世界って書くの素敵でしょ」

 

「あなたの名前は?」

 

「わたしね、海斗のことが好きなの
でも、あなたを愛おしいと思うこの気持ちが」

 

「自分のものなのかどうか……わからないの」

 

 

・だからあなたの中にいるわたしを教えて

世凪は、自分の記憶と感情を取り戻しても、それを情報としてしか受け取れず、
本当の意味で「わたし」にはなれなかった。

 

大復活を遂げることは出来なかった。また消えるだけ。

まぁ、そりゃそうよね。言ってみれば他人の記憶を追体験しただけのような状況に近いのか。確かに自分の感情だとわかるけど、自分のものではない……どんな状態w?

 

なぜ忘れてしまうのか、消えてしまうのか、世界になるのか、
世凪と海斗が渦中に巻き込まれてしまう、世凪の世凪たる根本の原因には、触れないスタイル!

 

「だから、ねぇ、あなたの中の「わたし」を見せて」
(はい、恒例のそんなこと言ってないセリフ定期4)

ニューロンが花咲くやつ

 

・わたしは「わたし」にはなれなかった

・でも、こんなわたしを愛してくれてありがとう

 

おはなばたけどーん! おはなすきすぎやろw

「わたしは貴方に何も返せないまま
また貴方の前からいなくなるだけ」

 

「あなたの求めた「わたし」になれなくてごめんね」
「最後は、海斗の手で送ってね」

「きっとそれを、わたしの中の記憶が望んでいると思うから」

ごりっごりに他人事なこの辛さよw

 

 

最後はわたしの中の感情たちとお別れです。
海斗のことを本当に愛しているわたしとの別れ

 

 

 

「あなたを愛せないわたしを、愛してくれてありがとう」
………
あ・な・た・を・あ・い・せ・な・い・わ・た・し・を、
あ・い・し・て・く・れ・て・あ・り・が・と・う

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ あーあー

 

………という物語でした。

 

「世凪のことを物語にしたんだ
いつか、世界のみんなが世凪を認識してくれるように」

 

僕が彼女を認識したように、どこかの誰かも彼女のことを知り、
その総体が彼女になるのなら、彼女はきっと共通認識としてのめがみさまなんだよ。

 

かみさまが具現化する世界?

 

そして少女は世界になる
「全ての夢みる私たちのために」

 

そしてみんなが彼女を認識してくれたとき、彼女が僕のところに降臨してくれると信じてる。

 

世凪ちゃんで鼻腔の受容体を刺激したいからね。クンカクンカしたいからね。

 

そんな世界がすきなの?
404 NOT FOUND 

リクエストされた世界はこの夢の中には存在しません!

 

 

【雑感】

全体的に物語と夢と感情の境界のような感覚なんだけど、言葉にするほど簡単に形にできない。リファレンスが足りないのか感性が死んでるのかw お勉強が必要ですね。

 

キャラ感情のうわべだけをなぞったようなものを作ってすいませんという感覚。
プレイ済みの人にはわかるんだろうしターゲットはそこだからいいんだけど、MADでよく言われる作品に興味を持てるか引き付けられるかというのは、僕の思考というか作る動機からして無理なんだろうなと強く思いました。

 

要は言いたいだけのオタクなのよ。
このゲーム面白かったから是非やってみてね!っていう外向的なものじゃなくて、
せ、拙者はこう思ったが、お、おぬしは、ど、どうおもったでゴザルか?デュフフ っていう内向的なやつね。

 

 

【あとがき】

はい、ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

 

僕はラブライブMADおじさんですが、急に何を思ったのかエロゲでMADを作りました!ただソースが違うだけでやってることは変わらないし、動画か静止画か元ソースの形態が違うだけで結果的に出来たものの見てくれが変わったという感じです。

 

何が同じかって、結局のところキャラクターを中心としたその物語と関係、それを僕はどう見たのか、どの部分に惹かれたのか、それが形になったという部分ですね。

 

初めてノベルゲーで作ったものの、考え方は同じで結局はキャラMADだったので、内容を取りまとめること自体にはそれほど苦労はしませんでした。

 

ただこのゲームのストーリーはまとめ難いというか、何処を捨てても良さをそぎ取る気がするし、削ったSF的な設定の説明をせずに何を言うんだという部分も少し困ったかな。

 

世凪と海斗の体験時系列と感情の流れとプレイヤーのプレイ時系列がなかなかにややこしい流れをしているので切り取る際のパズル要素が強かったかもw

 

痛感したのが1つ、立ち絵、たのむ、後ろとは言わんから横くらいは向いてくれ!

 

では、またなんか作った時にお会いしましょう。

においは距離の3乗に反比例して減衰するらしい。密着したい!

 

 

 

 

【ノベルゲーで作った話】

久しぶりのノベルゲー。ゲームをプレイした段階では、エロゲMADを作るとは微塵も思っていなかったので、ただ泣きながらプレイした。エピソードとしてはcase01の凛が好き。

 

MAD作るか!ってなってからもう一回プレイ。スプレッドシートにゲームの時系列で出来事を羅列していく(これが物語の時系列じゃないメンドイ)

 

出来事ごとに主要なセリフを書きだす!ついでに思ったこと、自分の感想、推測、たとえ話、とか並べて書いていく。

 

時間かかりすぎw もともと考えながら読んだり、考え込んで立ち止まったりするタイプなのでめちゃ読むの遅い。尚且つ書き出すのでなお遅い!

 

steamのプレイ時間がノベルゲーの時間じゃないw

 

プレイしながら曲探し、インストが無難かなと思ってた、たぶん歌詞合わせるの無理だろうなと。結局、前述したとおり 「GATE OF STEINER」で行くかと。

 

プロットから想起するシーンの書き出し、リファレンス、素材集め、あとは地獄のような、ただただ作業するだけ。編集ツールいじるの大好きマンになれたら楽しいのかも。

 

いまさらながら髪揺らさなくてもよかったのでは?と思ってる。微妙に揺らしたほうが感情が動いてる感じがするんだよね。気のせいかもしれんが。

 

blneder分からんのに使おうとしたのは本当によくない!
AniPAFE終わってから本格的に作り始めたけれど、わからんツールを使ってこの期間で作るのは無謀でしかなかった。

 

 

【困りごと】

・髪はなぜ揺れるのか

イラスト綺麗すぎて、切り抜きし難い!髪揺らしにくい!アニメ画がいかに楽か思い知った。

 

・本棚とか本

本を作るアドオンを使用(なんでもあるな)
この直方体の集合を作るのにどれだけ困ったかw
もうちょっと奥行というかディティール?どうにかならなかったのか?
一番初めに本棚作ったけど、そもそもライティングが訳わからん。

 

・ビル群

もうちょっとセルルックの白黒にしたかったけどよくわからんかった。苦し紛れにAviutlで単色化した。ビル群の合間をカメラが飛び交うつもりだった。無理だった。そもそもそんな尺ないw

 

あとは、国交省プラトー使うかblenderGISでgooglemapから取り込むか迷ったけど、結局ビル群生成アドオン(なんでもあるな)に落ち着いた。聖地(横浜のランドマークタワーからの景色?)作れたら良かったんだけど、結局blenderの使い方わからん過ぎる。

 

・ペンに手をかざす
これが → こう!

手をもってきて加工するのメンドかった。



・Aviutl粒子化
今回かなり多用してるけど、これが本当に重い。まともにプレビューできない。
blenderのパーティクルでやろうと思ったけどうまく制御できなかった。

 

・本に乗ったキャラ紹介
飛び散る本と本棚の間をかいくぐりキャラにたどり着く予定だった。無理だった。そもそもそんな尺ないw わからん。

 

・落ちるインク
もっとどうにかならんの? わからん

 

・あたまどかーん
もっとどかーんしたかんじにならんの? わからん

 

・感情の欠片たち
カメラワークと欠片の飛び散り方 もっと動きつけたかったなぁ

 

・カメラと写真
百万回くらいどっかで見たやつ

 

ハイバネーションポット 
ポリゴン数が多すぎて配列コピーしまくったら動かんくなったw デシメートでポリゴン数減らしまくったり、いらんとこ省略したり、最後は遠景部分はただの立方体になったw めちゃ困ったw (そういえば本棚も一緒だったな)

 

・彼女の感情がつながるのなら
数年前に一世を風靡したAviutlゲットカラー、なんか線と丸のやつ、こんなん使う奴、いまどきおる? 重い!

 

・わたし世凪ね

すき

 

・えっちしーんはえっちしてないほうがえろい
しってる?指動かしたのwほめてw

 

・おはなばたけどーん!
blenderのヘアーで生やした。そんなに重くないはずなのにレンダリングしたら花畑が何故が増毛してるうえに激重になるバグが発生した! 子パーティクルがどうとかにチェックが入ってた。バグってたのは僕だった。ごめんぶれんだー。
かなり悩んで誰かに泣きつこうかと思ってた。

 

・みんなに最後のお別れ
blenderで……もうええわAviutlのオートターゲットで済ませようw

 

・遍在する世凪
尺があればもっと大量に生えてくるところを強調したかったな。
なんなら地球に生やしたいとも思ってた。

 

・なんか集まってくる
blenderのパーティクルを使ったのはここだけかな。
もうちょっとなんかこう生成されていく感じがどうにかこうにかならんもんかね。

 

・タイトルロゴ
ロゴ作るのすきおじさん。すき。
いつものことだけど、たぶんデザインの人に見られたら鼻で笑われるしらんけど。

 

・はい、ラブライブ!
油断したでしょ? 隙あらばラブライブを入れる。らぶらいぶまっど!

 

おつかれさまでした!



「ぼく」が「高咲侑」である数学的帰納法のパラドックス

どうもです。虹ヶ咲学園まっど同好会、たけつきです。

今年も参加できました。AniPAFE2022です!

 

www.nicovideo.jp

いつものごとく書き散らしていきたいと思います。

【経緯】ぼくはゆうちゃん

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会より「高咲侑」さんです。

彼女、主人公なんですけどキャラクターの登場経緯からして結構難しい立ち位置だと思っていて、スポットの当たり方が「そっちに落としたか!」みたいなモヤモヤがあったので「高咲侑」で作成しました。

 

当たり前なんですけど、アニメはアイドルみんなに焦点を当てています。当たり前です。そして彼女はアイドルではありません。それだけなら別にいいんです。マネージャーとしてアイドルを支える1人の女の子として何を感じたのかが十分主人公だと思うんです。

 

ただ今回のアニメは、ファンと「高咲侑」の同一視が構成されています。
彼女がファン総体の化身として扱われるのは、アプリゲームの主人公「あなた」(プレイヤー)に人格を与えた存在「YOU」だからなんですけど、アニメでそれをやるのかというw

 

「あなたも夢をみつけることができるよ!」っていうのは見た人間が感じればいいだけで、それをまさかダイレクトに言われるとは! ???

 

ということで、ぼくはゆうちゃんではないとして、ゆうちゃんまっどをつくりました。これ、ぼくがゆうちゃんだったら、ぼくまっどやん!かわいい!

 

 

【概要】夢が花咲く関係

 

タイトル:夢咲きRe;lation
リレーションは「関係」ですね。夢を咲かせることができる関係性。
Re:なのはお返しだから。「私は夢をもらった」「私も誰かに……」というやつ。
※いつもタイトル作って満足するおじさん 今回のは結構好きいつもすきだけど

構成要素:夜空の色、海の色、空 傘 星 花

副題:私のときめきは終わりのない空へ広がる

 

曲:彗星のパラソル(Endorfin.)
まぁまぁなこじ付けです。素直に聞くとそんな曲ではない。
要所で要素を拾えるので選曲しました。あとは単純に好き。

♪ このまま何にもなれないままで消えてしまうのが怖くて ♪

 

動画内時系列
・いつもと変わらない日常
・スクールアイドルとの出会い
・アイドルではない私
・みんなの夢 私の夢
・私が好きになったもの?
・私のときめき
・自分にしか出来ないことを
・表現する喜び 認めてもらう嬉しさ
・夢

 

高咲侑はアニメ作品中、実はそれほど悩みません。いや悩んではいるけどw アイドルアニメであり主人公ばかりに焦点が当たらない、彼女の想い悩みに大きくフォーカスしない作りなのでしょう。

 

ということで原作以上に悩んでいただきました。

 

 

【内容】ハイコンテクスト分解点

 

さて、いつも歌詞に合わせて時系列で追うのですが、今回は要素でまとめます。

内容はコレです。
上に行くほど僕の感想で、下に行くほど「高咲侑」の感情です…?

 

視聴者は何をどのように拾うのか。
たとえばゴミのように流し見したとき、どこかが引っかかるのだろうか。

 

「僕の感想」から「侑の感情」に降りていく順番で書いていきます。

 

 

1、音楽アプリ(=このMAD)

やだ!みてこれ!音楽アプリをタップして曲が始まるという、恥ずかしくなってしまうようなベタな入りよ!最後をやりたかったので苦虫をかみつぶしながらイントロに入れましたw 最後が気に止まらなかったらただ恥ずかしいだけw

 

途中に1カット入れたのは、動画の時間とリンクしているよという説明。

 

で、動画が終わる4:10で再生停止せず、時間が進み続けるというのが今回やりたかったこと。

 

これは単純に「夢を見つけても終わりじゃないよ」という意味と、アニメが終わっても、おっさんの動画が終わっても君の人生は終わりじゃないよという送り出しw

 

 

2-1、パスケース(=行動制限)

これはアニメでも出てきたアイテムですが、意図は少し違うかな。

 

アニメでは幼馴染「上原歩夢」がアイドルを始めるにあたって、「私の夢を一緒に応援して」「同じ道を歩いて」という意図でお揃いをプレゼントされるものです。のろいのあいてむですね。

 

動画では「繰り返す日常」「決められた行動範囲」の象徴です。

 

序盤:学校との往復
ちなみに「10.30まで」はAniPAFEの最終日ですwただの遊びです!

 

中盤:モザイク、学校で過ごしてだからどうしたの?その先が分からない

 

終盤:タイトル、そういう関係が続いていくんだね
4:10まで 繰り返すのはここまで、でもその先は?動画が終わっても?というのが上記の音楽アプリとの繋がりです。

 

 

2-2、椅子(=観客席、傍観者)

アニメのOPから1カットですがアニメでも同様の使われ方かと思います。

 

観客席からステージへ、傍観者から介入者へ 他人の夢から自分の夢へ
椅子から立ち上がり、前に進む過程ですね。

最後はこの椅子でピアノ弾いてるんですけどねwニクイな公式!

 

 

3-1、雨(=過ぎ行く環境)

雨って悲しさとか寂しさとかネガティブな表現が多いですよね。実は使い方に迷った部分で、これ使うと「悲しい」になってしまう。で、今回はそんなつもりではない。

 

雨が良いでも悪いでもなく、ただ流れ過ぎていく環境だとして、そこに何も感じなければ流れゆくだけ。でもそこにふとしたきっかけで何かを見つけたなら、それは過ぎ去る流れじゃなくて輝きになるのでは?

 

彼女は楽しい毎日を過ごし、いつも通りショッピングでも?と思っていたところ、ふと気に留めてしまったんですね、「スクールアイドル」を。

 

「夢を追いかけている人を応援できたら、私も何かが始まる」
「そんな気がしたんだけどな」
ということです。

 

※絶対僕にしかわからないことを言いますが、英文の雨は彼女がときめきを自認したときに完成させる曲の歌詞で、意識せずただ流れゆく中に一瞬見つけた一粒から……、という流れです。しらんがなw

 

3-2、空 海(=心情?)

夜空:その日の終わり、日常の終わり

青空:届いた青空それは自分の青空か?

夕空:なんかさみしい

 

 

4-1、傘(=パーソナルスペース、個性)

みんなの個性を眺め応援することで、自分も何かが出来る気がする。そんな幻想。

彼女たちの傘を借りても同じ傘に入れたとしても、そこに「私」はいない。並んで歩けば同じものが見られると信じていた。

♪ ここには何もないの? わかってたけど ♪

 

私の夢は?


色どりも何もない自分の傘、「私、音楽やってみたいんだ」で現れた傘から、

『この世界に私は「私」しかいない』

これが私の世界、これが私の夢。

 

「私はみんなに夢をもらった」
その傘は色なんてついてないけれど、私の内側では色付いているんだよ

 

映り込んだ水面だけに虹があるのは、自分の夢だからですね。みんなに同じように輝いて見える必要はない。写る自分の心だけに見える虹。

 

 

4-2、彗星(=憧れ)

届かないし、つかみ取れるものでもない。
過ぎ去り消えていく光、輝いていて綺麗なもの、「私」ではないもの。
私に影響を与えた何かのきっかけ。

♪ 彗星、君もそうなの? ♪

 

 

4-3、花(=夢)

夢を見つけたとして、見つけただけでどうするの?どんなに綺麗でもお水を上げなきゃ枯れちゃうよ?

 

♪ 水をあげなきゃ枯れてしまうなんて ♪
♪ 単純なことさえ忘れてしまっていた ♪


アニメ2期EDで使用されているイラストですね。アニメの意図がどうかはわからないけど。

 

 

5-1、楽譜(=伝えることば)

気持ちはある、何を言えばいいか分からない。
消えることば、掴めないことば。
それは手段(鍵盤)を奪い取り、気持ち(ペンライト)を遮る。

 

5-2、鍵盤(=伝える手段)

言葉がなければ想いは伝わらず、想いがなければ言葉は潰える。
そこで手段に行き詰り崩れ去る。私は何を形どりたかったのか?
「求められるものを形にすれば、みんなに喜んでもらえる?」

 

5-3、ペンライト(=伝えたい気持ち)

スクールアイドルを応援したい、こんなに素晴らしいものがあるんだと伝えたい。
応援したい!という気持ちが芽生える瞬間。


行き場のない気持ちは陰り落ちる。
自分はなぜ応援したいと思ったのか?
かわいいから?かっこいいから?すごいから?

 

彼女たちが自分を伝える姿に「ときめいた」んだと気付き
その気持ちは自分を表現する手段(鍵盤)となる。


気持ちを鍵盤に乗せ言葉(音楽)を伝えよう!

 

6、ピアノ(=私のときめき)

この抽象的な概念を自分のものとして表現するには、
「私」とは何なのか、自分の気持ちと向き合わないと成立しない。

 

ただ触ってみるだけから始まり、行き詰まり分からなくなり沈んでしまう。でも、向き合ってしまえば、不自由な環境でも表現することはできる。

 

水中で動けなくても、音が響かなくても、上手くできなくても、
気持ちを乗せることが出来るのなら、それは光になり届くかもね。

♪ 歪な一瞬の光を いつか放てるように ♪

 

私もいつか誰かの彗星になれるかな?

※作品中では彗星なんてミリも出てこんけどな!

というのを作りましたw

 

彼女は夢を見つけた!次はあなたの番!という、進研ゼミ高校講座のDMマンガが出来上がりました!これで人生のやる気が1時間くらいは続くやろ!

 

夢が花咲く関係性、それを返せる関係性 
再び(Re:)星は動き出す(lation)……なんつって!

 

 

EX、その他

 

♪ どうして届かないものほど 涙が出るほど愛しい ♪

! あ、しずくというのはいちばんひだりのこでこのこはとてもかしこいこな……

どうしてサビなのに1fも主人公出てこないの!
そうじゃな、ここでは彼女は彼女の人生において主人公じゃないからじゃよ?

 

 

♪ 欲しいのものって  好きなものってなんだっけ ♪

心、好きなもの → ハート
あーあー、なんかあるやろ、こう、もっと、なんか! あれなやつ! ハート?

 

 

♪ アウトロ ♪

想いを伝えられることってこんなにうれしいんだ!と思っていたところ、思いもよらぬ高評価を受けてうれしくなっちゃうわけですが、やがて、

 

「評価されることでしか自分の価値を測れなくなるという地獄」

に飲み込まれて音楽なんてするんじゃなかったと後悔する彼女を思うと不憫でなりません。がんばれ、きっといいさくひんができるよ!

 

 

 

【結果】ぼくはゆうちゃんではない

 

定義が不明確なのでそもそもパラドックスじゃない。

 

「ゆうちゃん」が「ゆうちゃん」であるとき「ゆうちゃん」は「ぼく」ではないので、「ぼく」は「ゆうちゃん」ではなく「ぼく」は「ぼく」である。

 

たとえ、虹ヶ咲を応援するすべての人の総体が高咲侑なのだとしても、n+1体目の僕は高咲侑ではないので、僕はただ別個体として彼女を観測し記録したのであります。

 

高咲侑が夢をかなえようと、僕の夢はかなわないし、高咲侑が夢をかなえなくても、僕は夢はかなわない。「夢を追いかけている人を応援出来たら、私も何かが始まる気がしたんだけどな」という気がしただけ。

 

 

 

【あとがき】TOKIMEKIのラグランジュポイント

 

制作者が作ったものを僕が受け取り、僕がごちゃまぜにしたものを視聴者が眺め、何処が目に留まるのか分からないまま、ありもしないターゲットに何かを投げつけた。

 

それぞれのバランスが取れた中間点、何かを感じたポイントが重なれば、そこを撃ち抜きたいなと思う。作品を知らない、僕と共通認識がない人たちにとって、そこにギリギリわかるハイコンテクストがあると信じてw

 

ときめき~ ときめき~

 

 

という気持ちはずっと持っていて、AniPAFEに何をどの深度で出そうかみたいな感じです。一応これでも不特定多数に見られる前提で作ってはいるのよwたまにガン無視で作るけどwたまに。

 

 

【お疲れさまでした】

 

AniPAFE2022、もともとエロゲで作ろうとしてたところNGFが発表され、そっちにプロットを譲った後、掘り起こしたラブライブ百合プロットがあまりにもハイコンテクストを要求するのでやめたw

 

そしたらあにぱふぇ始まって、いーすたさんのMAD見て、あーつくるかーって虹ヶ咲のアニメで作りました。さすがにギリギリ過ぎたかw

 

なにはともあれ、お疲れさまでした。

ではまたなんか作った時にでも……

 

 

百合同人誌(18禁)を見つけるとどうしても買ってしまいます。(17歳・女性)

ご相談内容に真摯に向き合いたいと思います。
どうもです。りこぴっぴぴっぴぴ たけつきです。

 

第12回ANIMAAAD祭に参加しました。お疲れさまでした。

今回も少しだけあとがきしようと思います。

www.nicovideo.jp

 

 

今回で梨子MADも4作目、前作までは真面目な桜内梨子

今回やりたかったのは、「ドスケベ内むっつ梨子」です。かわいいですね。

「さくらうちりこ」です。かわいいですね。

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桜内梨子には百合同人誌が好きという設定があります。
アニメ化に際してキャラ付けされた設定で、実はこの設定が嫌いな人もいますw
だけど全力でそっちに振りました。好きだからねw


そんな本誌ではありますが、ご購入ありがとうございます!

 


テーマ:ドスケベ内むっつ梨子
コンセプト:同人誌

 

全体像としては、
・同人誌をご購入、読んで妄想する梨子
・千歌と梨子のシチュエーションを想起する
・妄想する「むっつ梨子」とダンスで挑発する「ドスケベ内」
・2人がスパイラルで「ドスケベ内むっつ梨子!」
「↑という同人誌」の体を成したMAD

 

ですね! ??

 

やりたかったこととしては、視点の錯綜です。
・劇中マンガのエピソードと憧れるシチュエーションへの妄想
・積極的に同人誌を楽しむ自分と後ろめたい自分
これはマンガの世界なのか妄想の世界なのか曲の世界なのか。


作った想定としては

 

上層 たけつき妄想MAD視点 (本作)
中層 ドスケベ内とむっつ梨子の葛藤 (ダンスとアニメ)
下層 マンガと妄想の錯綜 (マンガとアニメ)

 

アニメを軸に行き来してる梨子の心象が形にできたらいいなと思いました。
なんかね、スパイラルで上り詰めていく感じがするじゃないですか。ね?

 

 

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今回初めての試みとして、サムネから作った。サムネというか同人誌の表紙ですね。
表紙を作ったということはもちろんタイトルも事前に考えました。
そのまま曲名でもよかったんですけど、多分に僕が介入してるので遠慮しましたw

 

目次

01 : 少女以上の恋がしたい

02 : 禁断の Story 知りたい Love story

03 : 恋の始まり方 学びたくて胸騒ぐよ

04 : 逢いたくて泣いちゃうくらいは、まだ入り口だよね

05 : 螺旋の塔で私は秘密の夢を見る

06 : 密かに描いてる、恋に恋した微熱の My story

EX : たとえばそれが恋なのだとして

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次は目次ですね。一応同人誌の体なので作りました。
サブタイトルを並べてますが大体歌詞を順番に抜粋してます。
このサブタイトル、作中に順番で出してますが、
これをどのタイミングでどういう画に置くかが面白かったとこですね。

 

あやしいQRコードをスキャンしてはいけないよw


最下段のエクストラエピソードは本動画には実装されていませんのでこちらから。

www.youtube.com

関連作品だったんですね!自分で作ると、こういうこじ付けができるので好きw

 

さて、それでは17歳女性の相談内容に踏み込んでいきましょう!

 

 

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サムネですが、ピンクの水玉掛布団カバーの上に同人誌が置かれていますえろくないですか。これからヨムゾッテイウエロサガアルトオモイマス。

 

♪ イントロ

 

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2人の対比ですよ。と、まず言っておいて、彼女の妄想の世界へようこそ!

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アニメにこっそり同人誌を買いに行くシーンがあり、そのまま使いました。

アニメの静止画をキャラだけ切り離して背景と遠近ずらして動かすのよくやりますよね。僕もやりますw

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さぁ、ページをめくりましょう。梨子が同人誌をめくっているという流れですが、この目次自体はMADの目次なので入り混じってますねw

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このめくる動作を始めてやったのですが、まぁ思ったことが出来ない!本当は紙をめくる感じで反らしながら動かしたかったけど断念しました。誰か教えて。

 

 

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ゲームのイラストからですが、このイラストを作ってくれたことには感謝しかない。

梨子のイラストはゲームも含めたくさんありますが。これなくして梨子はない。

 

 

♪ ねえこの先はどうなるの 気になっちゃう

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気になりますね! 
第1話 少女以上の恋がしたい

 


♪ もうどうしよう じれったくなっちゃう ♪ 好奇心... 好奇心!
棚が気になりすぎてさり気にのぞき込んでしまうオタク内!

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♪ 禁断の Story 知りたい Love story
♪ 誰にも内緒で 手を伸ばす背徳感

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この辺りは、「欲しいんだろ?買っちゃえよ!」っていう悪魔のささやきですね。

今回全体的にダンスの当てはすんなりいきました。bps合わせで速度変更したのもあるけど動きがすんなりあってくれたな、という印象。

 

第2話 禁断の Story 知りたい Love story

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♪ 恋の始まり方 学びたくて胸騒ぐよ

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雰囲気カット3連続

 

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この辺りはリアルのなのかマンガなのか妄想なのかってとこですね。
こんな風に恋が始まります。知らんけど


第3話 恋の始まり方 学びたくて胸騒ぐよ

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ここくらいはキャラに色塗ろうかと思ったけど、マンガであることにも意味はあるので白黒のままピンクに映えていただきました。

 


♪ まずは目と目の中 何かがつながる?

はい四季

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スクスタのダンスシーンの切り抜きですが……やろうと思ったやつバカなのか?

枚数的にもそうだけど、ゲーム中では周りにもたくさんキャラがいるので境界が分かりにくくて尋常じゃないくらいめんどくさかった。

 

僕の編集なんてさして難しいパラメータ制御してるわけでもないから、切り抜きや素材準備がほとんどだけど、ゲームのフレーム切り抜きはホントシンドイ。1フレームずつ律儀に動くからね。

 

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というマンガでした。という流れ。なんかこの子たちの恋は実りそうですね(妄想)

 


♪ Yes, yes, yes!  Yes!! は言葉じゃない

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はい! ここですね。1番やりたかったところです。ここ以外はどうでもいいです。尺の都合もあり、どういうシーンにしようか迷ったり削ったりしたところはありますが、
ここだけは、ココだけはミリの迷いもありませんでした。

7フレームしかないんで止めて見ないとわからないですがスマホに答えを描きました。

「お前はクリスマスイブの07:21にナニをやってるんだと!」

まぁね、18禁だかねしょうがないね。

 

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そして初挑戦!渾身の髪揺れシーン!(ナニシーン) ※これは揺れても仕方ない。

 

 

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ご丁寧にテキストで書いてます。誰も訳さないと思うので訳しますが、
「Post-coital tristesse」 性交後憂鬱(賢者タイム)です。
ふぅ… ちゃうわw

……

……

……はぃ 

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第4話 逢いたくて泣いちゃうくらいは まだ入り口だよね

マンガなのかな?自分なのかな?

 

 

♪ 逢いたくて泣いちゃうくらいは ♪ まだ入り口だよね
♪ 螺旋の塔を昇って どこへたどり着くの?

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らぶすぱいらるたわーの入り口です。100階あります。設定のテキトーさが伝わると嬉しい。階段足元はアニメのマンガ加工ですね。しかもスーパースターです。多分クゥクゥちゃんの足。

 

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最上階になんかLOVEのオブジェがあってそれを手にするみたいな妄想ですね。

 

 

♪ 仮想の愛は自由で心がとろけそう

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すぐに変身させたがります。
ハートがはじけたときびっくりするシーンが欲しかったんですが、そういやアニメに大げさにのけぞるシーンあったなと秒で脳内検索されました。


のけぞらせたは良いもののこの後どうすんのっていうときに、そのままバク転させるか? っていう謎の考えが浮かんで、ダンスシーンから切り抜いてきましたw そうはならんやろw

 

 

♪ 螺旋の塔で私は秘密の夢を見る

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Dosukebe Uchi

サビからの流れは視点がMAD側かなと思っていて梨子の妄想でも視点でもなく、作者視点ですね。葛藤のダブルスパイラルを上り詰めた先に「ドスケベ内むっつ梨子」が降臨するイメージです……?

 

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見事ドスケベ内とむっつ梨子が和解しました!

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 第5話  螺旋の塔で私は秘密の夢を見る

 


♪ Doki-doki Doki-doki したくて ♪ 禁じられた物語を

♪ Doki-doki Doki-doki 探してしまうよ

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歌詞の通り、禁じられた物語を探してしまう自分を受け入れてますね。オタクの鑑。



♪ と・ま・ら・ない!

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ダンスの手を掲げるところと、同人誌を掲げているところはやりたかったやつです。
また次も買ったのね!よかったね!

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そこから漫画に切り替えて、というマンガでした。

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第6話 密かに描いてる、恋に恋した微熱の My story

 

 

♪ アウトロ

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そうやって買ったはいいが、まぁそうなるよね。ならんよね。

 

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コインロッカーに隠すってどういうことよ。

 

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あーあ、みつかちゃったw

このあたりの見つかる流れも冒頭と一緒でアニメのエピソードから。

ちょっと擬音文字入れてますがだいたいそのままですね。

 


うわーうわー ダンスの方も うわーうわー

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最後のページはそれっぽくなったかなと思って満足してます。

アニメのフレームをマンガ加工してコマ割りして作りました。
振り向くだけで1ページ使ってるけどねw

 

 

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はい、そしてこの動画で一番言いたかったことです。
「彼女はエロ本だいすきにんげんです。」

という同人誌でした! つづく!


読み終わったよ! (とらのあなの袋をお借りしました。)

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実はここも訳の分からんこだわり。ベットの上に置いてた読み始めを、読んで終わったら床の袋の上に投げ捨てるっていう雑さと開放感!

 

読み終わりましたね? りこっぴの気持ちがわかりましたか?
これであなたも立派なりこっぴですね! あ、それは困るわ。

 

 

あとがき

 

アニメとマンガとゲームを混ぜて使ってるのでゴチャゴチャするかなと思っていたけど、上手くまとまってると言ってもらえてるようなのでよかったです。


あとは、素材と同様に梨子がいる層というか視点が複数あるので、わけわからんかな、という気もしていました。これに関しては梨子にとっての妄想と現実とマンガと曲が錯綜している。と言えば聞こえはいいけど、どうなんだろ。

 

「というマンガでした!」って言うのを何回もやってるのでそういうことなのですが、どこまでがマンガで妄想でっていう整合性をとっていません。

 

こればっかりは視聴者が何をベースに見るかによるのかな。


何はともあれ、2021年もりこっぴっぴできましたので満足でございます。
もしなにか、ご意見ご要望がありましたら本誌のQRコードまでw


では、またなんか作った時にでもお会いしましょう。

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とびこみたい!

 

【AniPAFE2021】「なんとか賞」を取りたいと思った!

テーマ、選曲、構成、演出、の僕が思うなんとかかんとか。


AniPAFE2021お疲れさまでした。たけつきです。

構成賞 7位 総合賞 17位 を頂きました。
投票していただいた方、ありがとうございました。

 

投票はしてないけど良いと思っていただいた方、感想をくれた皆様、毎度のことならが感謝しかありません。

 

僕も少しだけ感想ツイートしてます。感想言いたい動画はたくさんありますが、沢山かけなくてごめんなさい。

twitter.com

 

僕は毎回動画を作ると動画のあとがきをするのですが、今回はAniPAFEに参加した動画として少し振り返ってみたいと思います。

 

参加作自体の「あとがき」はこちら ↓↓

taketsuki.hatenablog.com

 

■ 目次 ■

の3+1本でお送りいたします。

 

 

◆ テーマとコンセプトってなんだろう?

 

AniPAFEのテーマ賞の作品を見ていると「テーマ」なのか「コンセプト」なのか「副題」なのか分からなくて選ぶときにちょっと困ったというのがあります。去年も思った。

 

テーマ賞の目的として「テーマを考えるきっかけ」があるので、そんなに厳密に「テーマ」とは何かを問う必要はないとは思うんですけどね。

 

僕が思うところだと

 

・「○○(テーマ名)」を伝えたい表したい。
・そのために「△△(コンセプト)」という手段をとる。
・内容の捕捉として「□□(副題)」

 

だと思ってるんですけど、あってます?
そこが分からなくなってしまって選ぶときに申し訳ないなと思ってました。

 

自分の参加作で例えると、(僕は今回テーマを出していませんがw)

 

テーマ  :「あきらめない」「奮起」「再起」とか(かっこよく書けw)
コンセプト:「星の光」
副題   :「夜空いっぱいの星を集めて」

 

という感じです。

 

「もう一度ここから」を「星の光」という手段で形にした。

 

歌詞を拾って作っているので、結局そこに全部詰まってて、自分でひねり出したわけではないんです。言葉として形にしてないだけで、初めから曲そのものがテーマでありコンセプトです。

 

副題「夜空いっぱいの星を集めて」

これはまぁ…「今はまだ小さな光だけど少しづつ集め形にして輝こうね」という、全体を通しての気持ちですね。曲名をタイトルにしなければ、これが動画のタイトルでした。

 

僕はテーマを決めるにあたって、編集する前、構成を決める前に「テーマ」となる言葉を明確にする必要はないと思っています。テーマが必要ないのではなく、「言葉にする必要がない」

 

作りたいものがあるならそれはテーマがあるのと同義で、「言葉で形どらないだけ」のはず。他人と方向性を共有するために設定するのでなければ、作る前に「言葉にする」必要はないんじゃないかな。もちろん自分で見失わないために言葉にするというのもあるでしょうが。

 

むしろ言葉で形にした時点で伝えたかったことに、事前に「しなくていい圧縮」をしてる気もする。やりたかったことを圧縮した結果がMADなわけだから、作成したその圧縮フォルダの一番言いたかったことが「テーマ」なのだと思う。

 

作ったものを振り返った時に、自分で「これが言いたかった」って言えるのなら、それがたとえ後付けでも、それは立派なテーマだと思います。逆に言えないなら掴みづらくぼやけてしまったのかもしれないですね。

 

テーマを言葉として設定することを目的にすると、逆にぶれてしまうこともあるかも。

 

作成後、振り返って客観視する。

それも「テーマという言葉」をあとから設定する楽しみかもしれません。

 

 

◆ 選曲がイイと思うのは、「曲」が良いから?「編集」が良いから?

 

僕は曲を選ぶときに歌詞を重点的に拾います。インストでストーリー物を作ったこともありますが、実はさして使い方に違いがありません。

 

キャラクターの心情に言葉を当てはめるか、曲を当てはめるかの違いです。

 

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インストで作った時はプロットありきの選曲でした。
キャラクターが、挫け、あきらめ、後悔して、でも仲間とのふれあいで立ち上がる。


王道な流れに、ゆっくりと重く静かに悲しく始まって、明るく勢いのある調子で終わる曲をあてはめた。歌詞を気にせず、ある程度好きにできるのが利点であり 楽しさ でしょうか。

 

歌詞のないイントロ、間奏、アウトロは、歌詞の流れを無視して好きにできる部分なので結構好きです。

 

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キャラソンで作るときは、まぁ合うのは当たり前ですよね。公式曲でつくるなんて邪道だって意見もあるでしょうし、別の物を合わせるのがMADの醍醐味でもあるでしょう。

 

ただ公式曲、特にキャラソンで作ることの楽しさは、キャラクターの心情にどんな画をつけて表現するのかに尽きるんですよね。公式に無いなら自分で編集する。あるなら違ったアプローチで。楽しいねw

 

 

www.nicovideo.jp

 

今回は完全に歌詞ありきの選曲でした。
ホントにたまたまなのですが、主人公「澁谷かのん」が挫け踏み出す心情が歌詞とマッチしていると思っての選曲です。まぁホントのきっかけは「Star」が入ってるし合うんじゃね?ですねw 

 

そういう意味ではキャラソンに近い感覚でしょうか。キャラソンよりはシンクロ率が低いわけですから、どういう画を置いてそれっぽくするかが 楽しさ ですね。

 

今作でいえば、「星の欠片」と「澁谷かのん」をどう関連付けるか。アニメにはそういった描写はありませんから、そこを偽造することで、曲と原作の合わない部分をこじ付けれるかどうか。出来てたのか?

 

 

◆ 構成と演出、プロット作るの楽しいよ?

 

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僕は作る時にメモから書く人だけど、これやると何処から作っても大丈夫だし、全体像が破綻し難いのでオススメです。そのうえで、あとがきすると計画と結果の相違点が見えて面白いよ?

 

あ、破綻し難いのはプロットに対してですね。動画として破綻しないかどうかはしらん。

 

後はプロットを文字でTLに並べます。(Aviutl)
・それぞれの演出の尺が大体分かります。
・必要素材と作業量がなんとなく分かります。
・間に合うんちゃうかな?
・油断します。
・見誤ります。
・シンドイです。
夏休みの宿題は計画だけします。そこだけが楽しい。

 

ちなみに僕は大体最後のパートから作ります。次は最初かサビあたり。理由は最後さえあればどうにかなると思っているからですしらんけど。


入口と出口が決まってればルートも盛り上げ方も自由でいいし、一番盛り上がるであろうサビが、物語性を語らない単純なバトル演出、ダンスパートであったとしても破綻しないので、好きに作れるのは利点かも。

 

あとは、

一番言いたいことは最後か最初、もしくは両方に書け。ってはるか昔に国語の授業で教わった。なんで国語の話してんだw 

 

この文字で起こした部分がそれだけで破綻してないか、その部分だけで理解できるかが僕にとっての構成で、それにどんな画をつけるかが演出だと思っています。

 

悲しい気持ちという構成部分を表すときに何を置くのか。

 

立ち尽くす背中

悲しそうな口元

髪が揺れる横顔

夕日

伏せたスマホ

力ない足元

落ちる夢

 


動画の流れの中で構成部分を的確に形にするにはどれを選ぼうか、というのが演出の楽しみかなと思っています。真っ白な画面で表せる何かがあるのなら、それは立派な演出ですよね。

 

今回の自作で言うと、

 

構成
 澁谷かのんが受験を失敗したときの気持ち

 

演出
 表情、落ちる受験票
 制服の格差
 制服を着て伏す姿
 ソファで仰ぐ姿、虚無感
 拠り所がなく落ちていく空間
 暗い色にあるハッキリとした白のテキスト

 

構成
 歌に対して向き合わない 

 

演出
 スマホ画面 Let's sing(歌おうよ)から、No titleの音楽
 耳をふさぐためのヘッドホン
 寂しそうな背中
 外界から遮断された淡い色の「かのん」と白い空間
 線画への変化、無音になる自分 

 

などなど、

 

作ったことないけどバトルもので、

激しい殺陣のなか最後の一撃、そこにワンカット挟むなら、

 

・歯を食いしばる口元

・寂しそうな顔、悲しそうな顔

・楽しそうな笑み

・無表情

・ヒロインの笑顔

・仲間との思い出の品

 

そこに物語性や意味を付随できるなら、きっとその一撃は

 

・力強く

・後悔に満ちて

・戦いを楽しみ

・鋭く研ぎ澄まされた

・守りたい

・復讐するための

 

一撃になるんだと思うんです。

 

こういうことをひたすら繰り返して最後まで埋めるんですけどね。作りもしないところまでひたすら考えて書いていくので、いつもメモが訳わかんくなる。プロットにするときは流石にまとめるけどw

 

言語化できるということは、感じたことを「伝えるフォーマット」にコンバートできるということ。そこから逆コンバートして画を妄想するんだぜ!

 

やっぱり、この考えたことを文字で起こしてる部分が一番好きで楽しいんです。わかります? わかります! みんな言語化しようぜ!

 

僕はドストレートに流れを作るので、「わかりやすい」と言ってもらうことがあって嬉しいなと思っています。逆に、含みを持たせた考えさせるような面白さとは違ったものだなと。

 

考察させるような面白さってどこの誰に対してなんだろう。

 

 ①ソースを知らない一見さん?
 ②作品は知ってる。という視聴者?
 ③キャラの内面まで考察できるディープなファン?

 

人気を博すなら圧倒的に①なのかなぁ。全部を網羅できるならそれに越したことはないけどね。

 

一体どれだけの解釈レイヤーに情報を仕込めばいいんだかw 解像度上げた上で多層構造にするのか? ターゲットを絞るのって難しいね。 

 

表現をぼかして抽象的にすればするほど、解釈の幅が広がって面白いものになるのかもしれない。ただ、他人に答えをゆだねるなら、「考えてもらうこと」が目的でない限り成立しないのでは?とも思ってます。「愛とは何か?」とかねw

 

他人にゆだねることの利点って、受け取った人がその人の許容範囲で一番シックリ来る解釈を選んで答えにできることだと思うんです。これって送信者側の伝えたいことが伝わってなくても成立するんですよね。

 

伝えたいのか、共感を得たいのか、理解されたいのか。僕は何がしたいんだろうかね。と思ったとき、あぁ、ただ言いたいだけなんだなとよく思うのです。そう、ただのオタクです。

 

 

◆ なんとか賞を取るために

テーマ、選曲、構成、演出、どこに注力するのか。僕は組立てるのが好きなので「構成」と言われるものが好きで作っています。

 

テーマが良いのは構成でテーマが理解できるからか? 

・見せ方としての演出テーマに則しているからそう見えるのか? 

演出がいいのは構成された流れに乗っているからか?

演出によって曲の盛り上がりを引き立てたからか?

選曲が良いのは、曲そのものが良いからか、構成、演出が添っているからか?

構成がいいのは、演出で見せれるからか?曲の進行に即しているからか?

 

そう考えていくと、何を伝えたいかというテーマ、それを紡ぐ構成、それをなす手段としての演出、そのすべてに選曲は絡むし、どれもお互いに切り離せず、評価基準として明確にカテゴライズできないな、なんてね。

 

結局、全部やんないとダメなんじゃんw MADって面白いね!

 

 

◆ ご挨拶

何でも書きなぐって出力するとスッキリするので、いつも書いてます。ここまで読んでくれた人(いるか?)お付き合いありがとう!

 

色んな人が、感想を言って、考えを語って、こういうのは楽しいですね。ただ作って投稿するだけでは味わえないイベントの醍醐味を味わえるわけですから、AniPAFEには感謝です。

 

何もわからず、タグだけつけて参加したAniPAFE2018がなければ、こういうのは味わえなかったでしょう。いはさん、お疲れ様です。ありがとうございました。

 

新たな運営さん、ゆきのふさん、yuuさん、(ほかにもいるのか?)次回楽しみにしています。次回も参加できればいいなぁ。

 

2016年に初めてMADを作ってから、早いもので5年も経ったw もしかしたら新人って言えなくなってきたのでは? つい昨日のようなつもりなんだけどこわいねー。

 

では、この辺りで僕のAniPAFE2021を一旦締めくくろうかな。

それでは、またなんか作った時にでもお会いしましょう。

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マンマルはいつも僕たちを見ているのです。

 

 

 

 

【Star Arc】セルフ ディファレント インタープリテーション

あにぱふぇセルフソースかぶりMAD師 たけつきです。 

AniPAFE2021に参加しています。よろしくお願いします。

支援作品:みんなで叶える物語 盤

www.nicovideo.jp

参加作品:私を叶える物語 盤

www.nicovideo.jp

youtubeはこちら

みんなで叶える物語 盤(第5回MCL大会 参加)

https://www.youtube.com/watch?v=BxmIfeZIKGM

私を叶える物語 盤 

https://www.youtube.com/watch?v=XfcyT4sGlyA

 

使用曲は 鬼頭明里さんの「Star Arc」です。ん?星が入ってるからねちょうどいいね。

 

今回も雑記を書きました。書いて終わるまでが制作だよ?

何をやろうとして何が出来て何ができなったのか、ちゃんと振り返ろうね、デミングサイクルが回ってしまうからね。そうしようね。

 

『同じ曲で2作同時に作ったよ?』

 

ラブライブ!スーパースター!!という作品には、これまでのシリーズ作品と同様にキャッチコピーがあります。「私を叶える物語」 ただ今回面白いのは、同時に「みんなで叶える物語」というシリーズコンセプトも掲げています。

 

コンセプト的にただの主従関係なのかと思ったのですが、一概にそうでもないようです。CDリリースの展開を見るに、「私を叶える物語盤」「みんなで叶える物語盤」なんて展開をしてるので、同列のコンセプトとして意図をもって掲げているようです。

 

2つのキャッチコピーをどのように扱うのかは、今後の展開や物語の締めくくり方で示されるのかなと期待しているのですが、そこをパクろうというのが、2つ作るにしても、同曲で2つ作った理由ですね。素材や曲だけじゃなくコンセプトまでパクろうなんて、こいつぁふてぇ野郎だぜ!

 

つまり、「私を叶える物語盤」と「みんなで叶える物語盤」です。アニメの序盤を軸に、始まりの部分をそれぞれの視点で作ってみました。2つのコンセプトをどう描くのかというのは気になっているので、じゃあ自分でやろうかということで。

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タイトルも共通で曲名をつけてます。いつものポエムタイトルをそれぞれ対になるように付けるというのも考えたんですけど、趣旨から外れて分かりにくくなると思ってやめました。ポエムタイトルね、あれね、僕が好きなだけで分かりにくいからね。

 

 

『 みんなで叶える物語盤 』

 

こちらは、メンバー5人が集まってLiellaというグループになる部分ですね。

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これは公式のファーストシングルPVのメンバー合流の流れと、TVアニメ1話挿入歌の、まだひとりひとりが別の場所に立っている部分を踏襲しています。

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PVとTVアニメのシーンを織り交ぜながら曲に合わせた感じですね。

 

一番のお気に入りはここです。

サビ「言わないでぇ♪ 今泣いてぇ♪」

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showbizにこだわる平安名すみれ 驚異のフォロワー数 8

すみれ「…………」

くぅくぅ「…ふっw」

ちさと「え?」

れん「不甲斐ない……」

かのん「すみれちゃん!(泣)」

動画の内容、全く関係ありません!

 

もう一つお気に入りは コノハズクのマンマルです!かわいい。

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実はこのカットのマンマルは、今回の2つの動画の同タイミングに出演しています。何でフクロウ出してんだって言うのは、かわいいからともう一つ。それは後程。

 

後述の「私を叶える物語盤」と同曲ですが、こちらは歌詞が2番です。イントロとアウトロは共通で、間奏、Cメロ、ラスサビ、を削って、1番と2番の差し替えですね。

一応歌詞の内容を見比べてこっちのほうがあってるかなと思いました。

 

以上! 

工数がかかっていないのは確かですが、手抜きじゃないですよ?あえて言いますが、たけつきはいつだって本気です!しらんけど。

 

 

『 私を叶える物語盤 』

 

上記の派生?作品 いつもに比べて工数が取れないことはわかっていながら、間に合わせるつもりになったので、デザインはなるべく単純にフラットな感じで、切り抜き切り分けは多用せず作りました。パラメータ制御は少なくしないとさすがにね……。

 

あえて言いますが、手抜きでも妥協でもないよ?目的の明確化と手段の選択だからね。たけつきはいつだって本気です。しってた。

 

歌詞を聞いて選曲しているので、そこに合わせながら「澁谷かのん」でまとめました。

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・音楽科の受験に失敗

・歌いたいのに歌えないもどかしさ

・自分へのあきらめ

・スクールアイドルとの出会い

・本当の気持ち、願い、自分との向き合い

・ここからのスタート

 

ストーリーもので作るなら起承転結なんてよく言われますよね。そのほうがわかりやすいですからね。

 

ストーリーにかかわらず、カッコいいシーンを見せたいなら、熱いセリフを見せたいなら、かわいいキャラを見せいたなら、刀を振り下ろす一閃を見せたいなら、それぞれに起承転結はあるはずで、意識してみるのも面白いんじゃないでしょうか。そうじゃない動画ももちろんあるでしょうが。

 

ただ、キャラ物をいくつか作ってきて、いつも思っていることがあります。

キャラクターに焦点を当てるなら、

「シナリオを構成する事象」よりも「キャラクターの移ろう心象」で起承転結したい。

何が起きてどうなった。よりも、何を受け止めてどう思ったのか。のほうが好きなんですよね。重要なシーンと名台詞でファストシネマするよりは楽しいからね。

原作踏襲MADニキに怒られそうやなw

 

序盤で「澁谷かのん」が立ち上がるまで(1~3話相当)

・高校受験の失敗

・歌唱へのプレッシャー

・「唐可可(タンクゥクゥ)」との出会い

・スクールアイドルとの関わり方

・音楽科と普通科、同級生の存在

・幼馴染「嵐千砂都(アラシチサト)」との関係  ※1 ちぃちゃんかわいい。

・学校との関わり方。

・家族との距離感

・「葉月恋(ハヅキレン)」との対立

・「唐可可」からの影響 立ち上がる決意

・初ライブでの歌唱 ライブの成功

 

この辺りからある程度拾うと、ストーリーを軸にしたキャラまとめができるだろう思います。本作も上記にあるようなアニメのシチュエーションはいくつか拾っています。

 

形どったものの主としてあるのは、「澁谷かのん」が何を目指し、何を思い、この時点で何を手に入れたか、という抽象的な部分になります。一番の見せ場であるライブが成功したという部分に触れないのは最たるところでしょうか。

 

そんな感じでまとめたのが以下ですね。

 

 

♪ こぼれた星のかけら

♪ 辿り着く場所を知りたくなって  果てへと向かって 走り出すよ

夢みた星空、高みに手を伸ばし、手に取れると思った夢は、でも今はまだつかめない。

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「夢は、結ヶ丘女子高等学校の音楽科に進み、歌でみんなを笑顔にすることです。」

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音楽科の受験に失敗。

「澁谷かのん」はプレッシャーがかかると歌えなくなるという側面があるのですが、そこにはあまり触れていません。歌いたいという気持ちと向き合う部分だけをピックアップしています。

 

「歌でみんなを笑顔にすることです!」って言いながら受験票落ちるのお気に入り。

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受験票作成、状況説明とキャラ紹介もできて一石二鳥ね!

学校印作ったんだけど、公式グッズの学生証に学校印あったわw リサーチ不足!

 

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音楽科と普通科とそのヒエラルキーは一瞬出しとけば大丈夫かな?

 

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「歌うことが好きなのに」

 

 

♪ 誰かの願いが叶うたびに 怖がっては 手放してた

音楽科に合格できず、合格した子と比べ、歌うことを手放す「かのん」。

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ゲーム画面のLet's sing! から 耳をふさぐための音楽アプリへ

 

 

♪ 自分の願いの居場所をずっと 見失ってた

音楽科に合格することが最終目的や居場所ではなかったはずなんだけど。

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これで何も聞こえない

 

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歌えなかった自分と歌いたい自分の対比。歌えなかったほうが色付いてる。

 

 

♪ 「全ての願いは叶うわけない」って 笑ってはごまかしてた 

  手に入れたもので満足だって信じていた

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「何でもないときは、いくらでも声が出るのに」

 

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「スクールアイドル始めてみませんか?」からの歌うことに向き合わない部活紹介。

「唐可可」は歌っているところを偶然見かけたかのんを熱心に勧誘します。

 

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夢みた自分と今の自分、これで良かったんだと言うあきらめ。

2つのオブジェクトをYの字が結んで羽ばたいてるので、そう言うデザインの校章なのだろうけど実際はわからない。どっかに説明あるかなぁ。調べるか……。

 

 

♪ 壊れた夢のかけら

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歌いたい気持ちの象徴、音楽科であったはずの自分。

自ら手放した「歌いたいと言う自分自身」。

他のところもそうだけど、音楽科の制服着せるのめんどくさい!

 

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歌いたい気持ちの象徴、音楽科であったはずの自分、マイクは落ちて、塞ぎ込む。

もう一人の自分に出てきてもらうのはもう癖みたいになってますねw ちょっとは違うこと考えないと……。

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本当はとても悲しくて悔しかったのにね。

 

 

♪ 地平線 堕ちてゆく流星群 希望に向かって弧を描くよ

希望が少しずつ描かれていきます。

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「好きなことを頑張ることに おしまいなんてあるんですか?」

これ、語感がおかしいですが誤字ではないですよ。クゥクゥは片言キャラなので。

聞こえないフリのヘッドホン。そんな高価なヘッドホン持ち歩いて大丈夫か?

 

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「あきらめないキモチ」っていうのを「かのん」はずっと呟くんですね。

あきらめないときにどういう気持ちになるのかって言うのは、たくさん言葉があるはずだけど、彼女はこの言葉をこれ以上カテゴライズせず、圧縮せず、形どろうとせず、「あきらめない」を刻み続けるんですね。言葉って難しいね。

 

 

♪ どこまで走ったって 変わらない景色だって

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大分端折ってますが、かのん立ち上がる決意をします。

ヘッドホン外すの好きなんですよ。人の話を聞くっていうのは大事ですよねw

 

 

♪ もう一回 もう一回 儚い祈りを繰り返すよ

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曲作りに取り掛かり、手放したマイクに手を伸ばす。

 

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マンマルはいつも見ているよ?(マンマルはとても眠たい)

 

 

♪ たとえ泣いたって 諦めないこと誓った

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「ずっと歌っていたい」と素直な気持ちに向き合うかのん。

「暗い悩みも、すさんだ気持ちも」「全部、力に変えて前向きになれる」

 

♪ もう一回 もう一回 やり直し前へ進めるなら

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彼女がもう一度前を向こうとしたとき、物言わず、ずっとそばで見ていてくれたマンマルは前を向いてくれるのです。マンマルかわいい。

ペットとして動物が配役されるときは大体そういう立ち位置だと思うのですが、この子が最後まで彼女(たち)をどう見届けるのか登場回を凝視したいと思います。なんもないかもしれんがw

 

♪ この想いは色褪せない

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歌いたい気持ちは色あせないよね!

 

♪ 始まりの場所は胸の奥で 瞬きつづけてる

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歌いたい、始まりの場所、あの頃の気持ち。

 

 

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目指したもの、素直な自分と手を取り合い、スクールアイドルの衣装へ!

変身パターンは増やさないとダメだな!

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♪ ここからもう一度始めてみよう 夜明けを待たないで進むよ

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冒頭で踊っていたシルエットはこのシーンですね。もう一度ここから。

 

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春が来た! これはね、やりたいだけ!

 

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よしスタートだ!

 

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彼女の歌声は星空になり、星空に手を伸ばす。

 

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今はまだ、星の光よりも小さな輝きだけど、Star Arcのピックを手にして

 

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最初の1音を奏でて 

 

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「私は歌が好き」

ただそれだけのことだった。

 

私を叶える物語

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誰かあと4つ光らせてくれないかなぁ。わたしはそれがみたいのです。

2分弱にしては詰め込んだなという印象。間奏→Cメロ→ラスサビくらいあればもうちょっとエピソードねじ込んでたかな?

 

以上、2作品を作成しました。

 

 

『反省室』

・みんなで叶える物語 盤

切り貼り難しい

別々の5人という部分と、同じ5人である部分、って言う形なのだけど、5人が順番に出るというキャラクターメインのカットが多くなりすぎて、ちょっとどうにかならなかったかなという反省。

単調にならないように、カットで音を拾う部分と、動きで音を拾う部分を意識したいと作ったけれど、拾ったシーンが一辺倒だったなと……

 

・私を叶える物語 盤

自分はわかってる前提で作るので普通はわからない

これを見ても実際の「澁谷かのん」紹介にはならないんですよね。いつものことならが僕が捉えた中の1側面でしかない。別物と言ってもいい。というかMADなんて端から別物?

絵的に動きが少ない

カットの内容にはシーンとパーツとイメージとテキストでバリエーションをつけたつもりだけど、音の拾い方がカット割りに頼りすぎてて、動きがないなという反省。

 

対で作って反省点が対になるとか、作るのへたくそかw

 

 

『あとがき』

 

今回、リアルお仕事上の試験勉強してたのもあって、あまり時間が取れない予定でした。実際なかった。時間取れなさそうだから今回はお休みやなと思ってたのに、作り始めちゃうんだから僕も大概やね。

 

やっぱり参加したいなという気持ちになっちゃって、アニメの切り貼りだけでも出そうと思って作ろうとしたのが、今回の「みんなで叶える物語盤」だったわけです。

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ただ、曲を聴いてメモしてるうちに、どう考えてもまとめ切れないものになって、そぎ落としたんですよね。アニメ序盤の部分で構想したのもあって、主人公「澁谷かのん」の比率が高くなったんです。

 

そぎ落としたら落とした部分がそれはそれで体を成してるので、あぁ、もう1個作るしかないのか。と思ったのが「私を叶える物語盤」です。

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もちろん、最初は両方間に合わせて提出しようなんて思ってなくて、素材探ししながら切り貼りしながら、結構気楽に作ってたんですが、案外素直にプロットが作れたのもあって、あれ?これ間に合うんじゃね?っと思ってしまったのがダメだった。シンドイ。

 

端から間に合わないつもりならいいのに、間に合わせるつもりになってしまったもんだから、何を勘違いしたのかやっちまったな。

おじさんは時間圧縮して生きてるので、いつも昨日のことのように若いつもりなのだけど、実は若くないので突貫で動画作るとかやってはダメ!老いが進行してしまうからね。

 

僕は基本怠惰です。2~3週間で作れると思ってしまうと今後とてもよろしくないのです。バカな考えは忘れてしまいたいと思っているのでした。

 

『Self different interpretation』

 

ラブライブばっかりでよくずっと作れるもんだなと思われるかもしれませんが、ネタが尽きることはないんですよ。MAD作者さんなら、やりたいリストとか没プロット群とかあると思うんですけど、制作頻度の低さもあってラブライブだけでもそれがなくなることはない。

 

僕もいちオタクとしてアニメもゲームも好きだから、ほかの題材を選んでもたぶん同じように作るんだと思うんです。ただそれをやるくらいなら、ラブライブで作り続けるのも一興かなと思ってます。

 

ニコマスPの方々はそうだと思うのですが、1人のアイドルに対して多角的にとらえて、どう見えたのか、どう見せたいのかというのが、色濃く出てるなと思うのです。文化として根付いているといってもいい。時には難解すぎて分らんものもありますがw

 

同じものを多角的に捉えるというのはあこがれるところですね。アニメのシナリオにしても、キャラクターのエピソードにしても、関係性にしても、見え方を意図的に変えて、見せ方に幅を持たせるような、自己解釈違いを起こしていきたいなと思っているのです。そうすると1作品1キャラで無限(有限)に作れるんだぜ!

 

以上

 

書きなぐって少し長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございます。

では、またなんか作った時にでもお会いしましょう。

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好き! https://www.youtube.com/watch?v=A1bleJVhZeY

【ミリオンライブ × 虹ヶ咲学園】ツナガラナイディスコネクト

どうもです。こじつけMADerラブライブ支店ニコマス出張所たけつきです。

制作手記みたいなものです。よろしければお付き合いください。 

 

いやぁ、こんな機会を頂けるとはね。

「双星演舞」ということで、大きな大きなニコマスのイベントです。
ラブライブの動画作成者としてお声がけ頂きまして、ミリオンライブ×虹ヶ咲学園コラボの隅っこで参加させていただきました。

souseienbu.wp.xdomain.jp

 

 

お誘いいただけるというのは単純にうれしいもので、

てつ(XIAO)https://twitter.com/tt_xiaopさんには感謝です。

 

ハバネロPさん https://twitter.com/habaneroP

ヘテロさん https://twitter.com/heterochromia

合作お疲れさまでした。

 

参加者のみなさま、運営の方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

さて、ここ何回かは動画作ったら雑記を書いてるんですけど、貴重な機会を頂いたので、お気持ちでも書いておこうと思います。

( ニコニコのブロマガは閉鎖ということなので、こちらに移行しました。)

 

 

 

◆ 初恋でバタフライするということ

 

初恋バタフライ、いい曲ですよね。
コラボ合作に当たってどういう曲を誰がやりますかって話したときに、初めて聞いたんですよね。単純に好きです。

 

 

この曲にしようって決めたのはいいけど、たぶんコラボ向きじゃないですよねコレw
普通に初恋の曲ですからね。なんで選んだんだろうね。 

 

作り始めたときは、ミリシタに実装されてなくて、ほかのダンス繋いで作ってたら、途中でゲームに実装されて、ダンスとエピソードなんかが出てきちゃって、「なんで今!実装するんだばーか!」って思いながら、ダンス差し替えました。本家にw

 

ゲームのエピソードも、これ読まないほうがいいだろうなぁと思いながら薄目で読んだら、50%解釈一致みたいなエピソード来て、「よし!当たらずも遠くない!」っていう自信に満ち溢れて動画を構成しました。

 

私にとっての初恋って? 

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さぁ、この曲にこじつけてコラボさせるぞ!

いつものラブライブMADとはきっかけも過程も作り方も全く違ったので、
少し書いて残しておこうと思います。

 (コラボ動画のNEO SKY NEO MAPパートも担当してます。今回は初恋バタフライについて。)

 

 

 

 

◆ コラボというのは百合と同義なのか否か

 

まず、ミリシタは少々かじってまして、好きな曲もいくつかあります。
いちオタクとして、アイマスキャラでどれがミリオンと言われればたぶん間違えない程度の知識はあります。ただ、宮尾美也さん、すいません、プロフィール程度の知識しかありませんでした。この曲も初めて聞きました。 さぁ作るぞ! ????

 

いつもなら、キャラクターが、曲が、エピソードがこうだからこうしたい。という部分から入るのだけど、今回はそれがない。

 

どう終わらせるか、どうやって始めるかを決めるのに、キャラクター性も曲も使えないと思いました。だってねぇ、普通に曲きいて僕が作ったら、初恋のシチュエーション動画で終わるよこれw どうやってコラボすんのよw


……なんで選んだんだろうね。

 

ならどこに制作のきっかけを見出すのかというと、コラボなんですよね。コラボだからね、当たり前ですけどね。ミリオンライブと虹ヶ咲学園のキャラクターがこの曲でどうやってコラボするのか。

 

1 宮尾美也×虹ヶ咲キャラ (百合)
  僕の妄想力では荷が重かった。早々にあきらめました。

 

2 宮尾美也が歌う初恋バタフライの劇中として虹ヶ咲(百合)
  できなくはなさそう。どの百合にするか。コラボとは? 保留

 

3 宮尾美也×虹ヶ咲 二人でこの曲を歌う(百合)
  交互にダンス流せばそれっぽいか? まぁ、コラボかな? 保留

 

interlude …… 百合しか言ってない

 

4 宮尾美也のパフォーマンスをみて影響される虹ヶ咲キャラ
  コラボかどうかは置いといて、そういうこともあるかもしれない。 保留

 

5 作品のロケーションが近隣なので出会うのはありか。
  曲との関連はないけど、ロケーションが生かせるのはありがたい。 保留

 

さてどうしようか。

 

 

 

弱い相互作用っていうのは世界に必要なんだよ


僕の中で、なんとなくですけど、ガッツリコラボというよりは、お互い関わってるのかどうかわからないくらいの薄いつながりなんだろうな、というイメージがありました。
ガッツリコラボは他の御三方がやってくれるだろうし、僕のとこだけ曲が落ち着てるしね。彼女たちが同じアイドルとして、ご近所さんとして、少しばかり影響し合ってるんじゃないかなと考えたんですね。

 

ここで終わり方を決めました。

 

ロケーションを生かすという部分で
・2人が路上ですれ違って終わる。

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アイドルとしての影響力という部分で
宮尾美也初恋バタフライの動画を見てる。

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虹ヶ咲にも踊ってもらいたいという部分で
・宮尾さんも虹ヶ咲の動画を見ている。お互いに影響し合ってる?

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この3つで、コラボとして成立(こじつけ)させようと思いました。


   概要:「お互いスマホで動画を見ていたら、実はすれ違ってた」 完成!

 

コラボの筋書きは完成です。

 

 

 

◆ ちょうちょ、ちょうちょ、そのゆりとまれ ♪


さて、大体考えた順番で書いてきましたが、この時点で虹ヶ咲のキャラが誰か決まっていません。そう! 誰でもいいんです! そんな作り方したことないw
翌々考えれば当たり前のことで、コラボをすることが最終目的なんで、キャラクター性の優先度が下がっただけなんですよね。

 

最初期は、宮尾美也×近江彼方でアンニュイコラボかな?なんて言ってたんですよ。キャラクター性を取るならまぁそうですよね。ただ僕が初恋バタフライでそれを作れなかっただけなんです。

 

ではここで出番です。「初恋バタフライ」さんです。
初恋バタフライをこじつける手段として、百合に登場してもらいます。
前述の百合要素の中から、初恋でバタフライ出来そうなキャラをチョイスします。

 

悩む必要ないですね、そういうの大好きだからね。
 かな×しず です。(近衛彼方×桜坂しずく)
このあたりは完全に僕のイメージと趣味です。
桜坂しずくを主軸としたのは、初恋してるのはどっちなのか? という部分ですね。

 

後は、ダンス動画と初恋シチュをねじ込んで、スマホを見ていて、すれ違ているというコラボの部分をどうつなげるか。

 

 

 

◆ 60秒でまとめる  百合と蝶々とおじさんと

 

今回は、1分程度の時間を頂いてますが、そのすべてをとりあえずダンスだけで埋めました。そこからダンスを削ってシチュエーション部分をねじ込んでいきましたね。
この作り方も初めてでしたが、作ることを目的にするなら、これはこれで作りやすかった。

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1コーラスくらいの時間があればAメロで初恋の関係性を作りたいけど、さすがにそこまでは盛り込めないので、出だしに2人の写真を置いて「仲がいいんだよ」と無理やり言ってます。(てつさんにアウトロ5秒くれって言いましたw)

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写真捏造大好きです。(…n回目)

 

結構な強引さでこじつけてるので、シチュエーションとかシーンの整合性を取るのを放棄してます。

 

初恋バタフライの部分として、
 ・手を伸ばしたけれど届かない
 ・蝶になって飛んで行ったので捕まえたい
 ・私も蝶になって飛べばいいんじゃない?

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ダンスの部分としては
 ・私、蝶になったので踊ります!(?)

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そして、最後にすれ違う。
ただすれ違って振り向く程度で終わる予定だったんですけど、どうにかできないかなと思ってちょっと考えました。

 

 

 

◆ 表現モチーフ最強オブジェクト その名はバタフライ

 

この流れの中で、お互いに影響している部分、小さな影響力、繋がる部分はどこなのか。それは、お互いがお互いのパフォーマンスを見ている部分。
それぞれ初恋バタフライを表現して、それを見たなら何かを受け取るんじゃないかな という部分から蝶に2人の間を飛んでもらいました。

 

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 宮尾さんの表現をみて、自分の気持ちを投影する桜坂さん。
 捕まえたい蝶、自分も蝶になって飛んでいきたい気持ち。
 その表現として桜坂しずくのパフォーマンス。
 気持ちとしての涙、象徴としての蝶。
 それを受け取って、また自分の表現とする宮尾さん。

 

おしまい。

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という台本なのかもしれない……

 

 

◆ ツナグ ツナガリ ツナガラナ

 

なんとまぁ、屁理屈のようなこじつけ満載ですね。
これの何がこじつけかっていうと、曲やキャラクター性から構成したものじゃなくて、
接点のない2人に関りを持たせてコラボとして成立させようというこじつけですよね。
ここが今回のターニングポイントでした。どうやってコラボするのよという問題です。

 

端から意味づける必要なんてなくて、キャラクターが楽しく舞踊ってればそれでいいとも思うんです。でも、結局こじつけでもなんでも理由がないと全然頭が回らなくて全く作れないのが僕の性分なのでしょうがないのです。

 

動画を作るためにネタを用意するという苦行を乗り越えて何とか形にできたのは良い成果でした。動画を編集するために動画を編集できた僕は、動画を編集する人になれたのかもしれない。僕のなかでコラボ動画というツナガラナイディスコネクトを繋ぐことができたのかもしれない。

 

 

 

◆ あとがき

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。双星演舞、とても楽しかったです。大きなイベント、しかもアウェーなとこに出すなんてっていう気負いもあって、結構苦戦したんですよね。少しでも賑やかし出来ていれば嬉しいです。

 

重ねてですが、お誘いいただきありがとうございました。お声がけいただいて嬉しい反面、どう考えてもアウェーすぎじゃないかって言って、てつさんをちょっと困らせたのは内緒だよ?

 

ではまた、なんか作った時にでもお会いしましょう。

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おや?美也ちゃん、暇なのかい? そしたら、おじさんとお茶飲んでバタフライしようか(´・ω・)




 

 

【スクスタ2nd】高鳴るシンパシー 高まるエンパシー 「あなた」と「私たち」と「彼女たち」の認識祖語とキャラクター性

どうも、はじめまして。ラブライブコンテンツをゆるりと楽しんでいる「たけつき」と言います。動画関連の方、いらっしゃいましたら、こんにちは。こちらは制作動画とは関係ありませんが、妄想じみているのはいつものことなので、よろしければお付き合いください。

主人公「あなた」を主軸にメインストーリー2nd seasonを捉えてみよう


◆今あるものをどう受け取るか

さて、動画制作以外で文章を書くのは初めてですが、この記事で触れていくのは、ラブライブのアプリゲーム「ラブライブ スクールアイドルフェスティバル オールスターズ」通称「スクスタ」。
スクスタ界隈では何かとお騒がせのメインストーリーについてです。どうもあまり評価がよろしくない。けれどあまりに否定的になるのもつまらないので、「私たち」はこのストーリーに一体何を見ているのかを下地にして少し俯瞰してみたいなと思います。

ストーリーの面白さやつまらなさ、ゲームシナリオとして、文章としてどうなのかという批評はしません。どうしたら面白いのかという話でもありません。今あるストーリーをどう捉えるのかという話になります。否定的な要素に触れてはいますが、否定する趣旨の記事ではありません。逆に否定的な見解からの共感を求める方は趣旨が異なりますのでご考慮ください。

制作者側の力量や都合も一切踏まえません。これをやると思考実験として破綻するし、途端に面白くなくなるので(主に僕が)。

◆「あなた」と「プレイヤー」と「アイドル」たち
ではまず、この記事をまとめようと思った経緯ですが、僕は以下のようなツイートをしてまして、これを考えたのちに、彼女たちの関係を少し掘り返してみようと思った。というところです。

プレイヤーが名前を入力し、疑似的な自分としてゲーム内に存在する通称「あなた」とスクールアイドルである「彼女たち」、それを見つめる「私たち」の関係を、考えていこうと思います。

あなたが「空っぽ」であることの魅力

多くの意見を追いかけられている訳ではないですが、いくつか否定的な意見がある中で、「あなた」には人間味がない、共感できない。というものがあります。
ゲームシナリオの都合上、キャラクター名を設定した主人公であるがゆえに、あまり前面に出てこれない。強い主張をさせにくいという、構造上の問題には触れません。そこに触れると終わってしまうので……。

ランジュから見て「あなた」が空っぽに見えるのはどうしてか、というのはツイートした部分ですが、
 ・あなたがやっていることは自己表現ではない。
 ・メンバーの意見を深く取り入れ、魅力を引き出せる素養がある。
 ・自分の主張を抑え、受け入れる器としての「空っぽ」である。
という要素で空っぽに見えるのではないかという話です。
ではこの「空っぽ」であるが故の「あなた」の魅力とは何なのか。

◆「あなた」の能力と「彼女たち」の表現
そもそもメンバー全員の”あれがやりたい”ってエゴをくみ取って作詞作曲しようなんて、自分という人間性が強く、主張や表現を前面に出そうとする人間の出来る技じゃないですね。

それぞれの対象に向かい合ったとき、主観を含めず客観視して、論理的に自分の中身を作り替え、受け取り、出力できるようなロジックでも持ってないと不可能なのではないか、とも思えます。

この「自分の主張がない」もしくは「意図的に捨てることができる」というのが、多種多様な個性を持ったアイドルたちのそれぞれの主張を考慮できる思考の基礎であり、「あなた」の能力ではないでしょうか。

◆「あなた」がロボットに見える
確かに人間味がないと言えます。その都度、その子との関係、その目指すもの、それら変化のたびに、「あなた」の主張や中身が変わっているように見える。端的に言えば、前までと言ってることが違う!というやつですね。臨機応変にAIかロボットであるかのように、都度の最適解を出力するため、人間として一貫した主張がないようにも見える。でもこれは、中身が変わっているのではなく、そもそも「あなた」の中身ですらないわけですね。

こういう能力は、組織をまとめる立場ではある程度必要な能力です。これを「あなた」が同好会をまとめる立場上そうしてるのか、そもそもの人間性なのかはわからないですが、少なくとも自分の主張をある程度捨てないと、「全員を分け隔てなく」は出来ない。それができるがゆえに、それぞれのメンバーに即した出力を的確に行えるのでしょう。

まったく違う人間性のメンバー全員が全員、自分のために作ってもらった曲を受け入れ、それを自分の魅力として表現できるのは、「あなた」が自分の主張とは違う客観性や論理性を発揮して「彼女たち」に深く踏み込み、形どったものだから。かなりロジカルで機械的な思考なのだろう。もちろん悪い意味ではない。それがあなたの魅力であり武器なのだと思います。

◆「彼女たち」への感情移入
さて、さんざん「空っぽ」なり「中身がない」「ロボット」なんて言い続けてきましたが、これはもちろん「そう見える」という意味です。自分の主張をしていないからそう見えるんですね。

では「あなた」が自分の主張をしないというのは、どういうことなのか。
これは「あなた」は感情移入がずば抜けて上手いという部分に起因しているのではないでしょうか。

◆エンパシーとシンパシー
ここで言う感情移入は、虹色Passion!的に言うと「エンパシー」です。
感情移入って、対象をよく理解し「自分をそちらに寄せて」重ねること。つまりは対象が全く自分の価値観と違っていても、理解しがたいものでも、そこに寄せて理解を深めて近づき続ける能力ですね。

この感情移入と混同されるのが「共感」や「自己投影」と言われる「シンパシー」です。同じ意味で使われがちで、意味も似通っていますが別物です。これは与えられたものを自分に重ねること。自分が許容できないもの、自分と違ったものには共感や自己投影はできません。

どちらも同じ「自分と対象の同一視」だけれど、全く違います。
対象の理解に能動的になれないと感情移入はそもそも成立しません。これができる人間は大体の物を受け入れられる。自分を相手に寄せているため、その時点で感じ方や考え方が自分ではないんですね。
もちろんこれも、本当に自分ではない、わけではなくてそう見えるという意味です。

◆プレイヤーである「私たち」のエンパシー
この感情移入ができるのが「あなた」ではないでしょうか。
ランジュに何を言われても感情的にならないという側面も、蔑まれても否定されても、相手の言ってることも一理あると思えてしまう。対象に的確に感情移入できて相容れない主張でも相手の言い分を受けいれられるからですね。

「私たち」は果たして「あなた」に感情移入できるのでしょうか。
感情移入は相手の人間性ではなく、自分の能力に起因するので、できるかどうかは「私たち」次第なのだけど、これはかなり難しい。

「私たち」は感情移入と言いながら、高確率で「自己投影」をしていて、与えられた情報を自分が受け取れるかどうかで判断しています。
受け入れがたいものが現れたとき「感情移入できない!」となる。
正確には「自己投影できない」広義では「共感できない」となる。

では「私たち」は、「あなた」や「彼女たち」の何を見て、何を判断し解釈しているのでしょうか。

キャラ崩壊する? キャラクターへ寄り添う?


◆あの子がそんなことするはずない!矛盾している!キャラ崩壊だ!

これは、「私たち」が思っていたものからキャラクターが逸脱したという意味だけど、「私たち」が思っていたものとは何なのか。どこから逸脱したのかがこの問題の焦点です。

◆「キャラクター」の人間性
たとえば「キャラクター」を人間性を模したものと捉えるなら、状況の変化、対人関係の変化、自身の成長、環境からくる心変わり、多面性、によって過去から未来へ「キャラクター」が変化すること自体は不思議なことではありません。一見矛盾してようが、それは「私たち」の受け取り方が捉えれらる範囲での矛盾で、1人の人間が内包する多面性の切り取り方でどうとでもなってしまう部分ではあります。
この場合、あの子変わったなとなった時に「矛盾してる!」ではなく、何が彼女を変えたのか。彼女の根本に根差したものは実は何だったのかという考えになります。
つまりは、許容できない変化に対して、「私たち」が「彼女たち」に寄り添い、彼女はどうしてそう思ったのか、どうしてその選択をしたのか、どうして間違ってしまったのか、その矛盾は彼女にとって何なのか。そういうものをくみ取る努力、感情移入ができるかどうかになります。

ただ、描写が少なく唐突で変化が大きいと、どうして?となる。描写されていない部分を、変化した結果から推測して補完する必要があり面倒なので受け入れづらい。ここにキャラクターの内面が分かりづらいと言われる原因があるのはその通りだと思います。

◆「キャラクター」の属性
たとえば「キャラクター」を用意された記号、いわゆる「属性」と捉えるなら、求められるキャラクター性、属性から逸脱するのはご法度となる。つまりは好きだった属性の子が好まない属性になってしまった時点でキャラ崩壊なんですね。これは「彼女たち」という他人を「人間」として見ているのではなく、あくまで「私たち」が「自分の中にある属性」として捉えている状態ですね。これは自分と自分の好む属性との整合性であって、相手自身を考慮しない終始自己完結する矛盾になります。

つまり、キャラ崩壊の対象が、「愛でるための属性」であるならば、キャラ崩壊であり、「人間としてのキャラクター」であれば、自分の理解を離れたただの人間性の変化でしかない。
前者は完全に自身が望むキャラクター性との自己矛盾で、許容できるものではないけれど、後者は他人の変化をどう捉えるかなので、自分と他人との関係としては矛盾はしないかな。

◆「私たち」とキャラクター
「私たち」にとって、この物語のキャラクターは「愛でる属性」ですか? 個人として「存在し得る人間性」ですか?
ここで面白いのは、これがキャラクターコンテンツであり、どちらも間違っておらず成立してしまうところ。ただやはり「属性としてのキャラクター」の側面が大きいのは確かで、「あなた」を含む「彼女たち」の何かが気に入らないという意見が多いのはそれが故だと思う。
人間が動いた結果の物語なら、変化したキャラクター性は、どうして変化したのかという側面が強くなる。

まぁ正直なところ、こんなことを言う必要はサラサラなくて、好きなキャラクターが思い通りにならないという感情なので、気持ちをロジックでまとめようなんてナンセンスなのだけど。


「私たち」は「あなた」に共感できるのか


はい、端的に言えば、「できない」ですね。ただ許容できないものが提示されたときに、「あなた」「彼女たち」はおかしい!とする前に、ほんの少しだけ、その矛盾に見えるものが起こった可能性、もしかしたら「彼女たち」の中でこういう変化が起こったのではないか。と寄り添ってみるのも楽しみの一つなのではないかと思います。

「彼女たち」は、間違うし、迷うし、矛盾するし、理解できない

けれど、そうやって少しでも感情移入めいたものができるのならば、「私たち」は「あなた」に寄り添い、少しでも「彼女たち」を理解できるのかもしれないですね。

いまの「私たち」では「あなた」のように「彼女たち」に寄り添うことはできないけれど、いつか「彼女たち」の行動を理解できるなら、「私たち」は「あなた」に近づくのかもしれない。彼女たちを応援できるのかもしれない。そこに「あなたと叶える物語」があるのなら、楽しそうですね。

さぁ!高鳴るシンパシーと高まるエンパシーで、キセキが咲いて信じられるかもしれないので、行こう!明日へ虹のmelodies! ?? 何がw?

好きなもの


ストーリーに対する考察ではないし、面白くしたい、してほしいというものでもない。今あるもの、そこから続くだろうものを受け入れるなら、という前提の話ではあったけれど、お付き合い頂きありがとうございます。

これはすごく理屈っぽい話です。やっぱり人間、気に入る気に入らないっていう感情の影響は大きいし、そういう情動に基づいて思考されるのは仕方ないことです。

強い言葉で否定している人たちの純粋な気持ちを否定するものでもありません。考え方を変える必要もありません。ただ自身の気持ちを大事にしつつ、捉え方を変えてみるのも面白いんじゃないでしょうか。

スクスタをプレイしている人の中で、ストーリーを読んでる人なんてどれだけいるのかわからないけど、そんな律儀な人が、否定的でも肯定的でも、今後も楽しめることを願って。失礼させていただきます。

何かあればお気軽にどうぞ。
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