「たけつき」の雑記

動画編集の「あとがき」とか

【夢なら遥か、仰ぎ見る月の彼方に】あとがき、特に意味はない。

どうもです。#虹ヶ咲 :) from たけつき です。

近江彼方ちゃん、おねむMADです。
第10回ANIMAAAD祭に参加させていただいています。

曲は Endorifin. の M:routine です。
3拍子の眠そうな曲があって丁度よかったw

彼方ちゃん、かわいいですよね。
アニメでは、妹の遥ちゃん登場もあり、おねぇちゃんとしてしっかり者の部分、ゆえに頼れない弱さ、いつも全力でおねむな部分がクローズアップされていましたね。
おねぇちゃんとして家族としてお互い頼って支え合おうね、というお話も、夢を追いかけることと、コミュニティとの関係性を表していて、とてもいいお話でした。

さて、とてもいいお話でしたねと言っておきながらですが、
僕ですね、近江彼方ちゃん、好きだと言ったこと、一度もありません。
もちろん嫌いではないし、むしろ嫌いなわけはないのだけれど。

今回作ったコレは、そういったアニメやキャラの魅力とは少し外れた感覚で作っています。
好きだから作ったんちゃうんかい! 「ちがうよ!」

じゃあ、何で作ったのよ?
で、僕が今回これを作った理由はコレです。

ということですね。

スクリーンの向こうは、アニメ媒体以外の彼方が描かれています。
ほかの子たちでも、ゲームイラスト衣装を挿入するファンサービスはやってるので、その類だと思うんです。ただ、なんでスクリーンの外に立たせたの? 君は何を見てるの?

考えても~♪答えは出ない~♪ ということで自分の答えを作ることにしました。
それが、これです。


はい、公式の演出を丸パクリしました。MADですよこれw そんなことする?(します)
僕がこれをやるとしたら、これにどんな意味を付随するのか。
それが、このMADです。

アニメのカットに意味を見出して再編するとしても、そのままアニメを再編すると、面白くないなと思ったので、逆にすることにしました。

アニメ彼方 → ゲーム彼方 を
ゲーム彼方 → アニメ彼方 としたんですね。

それを成立させようっていうので選んだのが「夢」です。
未来を思い描く方ではなく、おねむさんの夢です。彼方にぴったりですね。

ある程度の設定を踏襲しながら、差異をもって描かれる双方の物語。
夢? パラレルワールド? ミラー? 何でもいいんですけど。
その向こう側から見ているんだろうなという演出として「スクリーン外」を使う。

ゆめ?…夢を見ていた。
それは届くことない遥か彼方の私なのかもしれない。


「夢なら遥か、仰ぎ見る月の彼方に」

さて、タイトルですが。カッコいいでしょ、でしょ?
僕ね、MADのタイトル考えるの大好きなんですよ。
タイトル考えるためにMAD作ってると言っても過言ではないです(過言です)。

MADのタイトルってそれが何なのか端的に表す遊びじゃないですか。
自分の好きな言葉を使って、なんて言ってやろうかっていう言葉遊び。
作ってて1番と言ってもいいくらい好き。

で、どういうタイトルかというと、
このタイトル、特に意味はありません。
何故無いのかというと、このMADに大した意味が無いからですね。
これは夢を見ています。くらいです。

夢に対してモチーフにしたのが、月と蝶ですね。
見えなければあるかどうかも分からないという月の儚さみたいな部分と、
夢を見ているのか、見られているのかという胡蝶の夢の部分を使いました。





アニメの部分を夢かな?ということにして



後は起きて眠るまで、適当に踊って頂きました。お疲れ!彼方ちゃん。








以上です!

ここしばらく虹ヶ咲アニメを見ながら、なんたらかんたら考えてたこともあって、
意味のないことに意味を見出して遊ぼうという作りのMADでした。

視聴者がアニメのカットに、これはこういう意図なんだ!すごいな!ってこぞって意味を付随していくのが面白いなと。制作者がどこまで意図をもって作ったにかかわらず、正解はこうやって生まれるのかと、考察系でもないアニメで思ったのでありましたのです。

何かを解釈するにあたって、それ以外のことをどれだけ知っているか、考えて結び付けれるかで認識できる世界の解像度が段違いになるなぁと、なぜかアニメを見て思いました。映像のセオリーとか知ってる人はまた全然違うものが見えてるんでしょうね、きっと。

考えなくても十分見れるアニメなのだけど、そんなしょうもない思考にとらわれる性分っていうのは、MAD作るときに役に立ってるかなと思ったのでした。(うまくまとめました)

うん、本当に特にないなw 今回はこのあたりで。
また、なんか作った時にでもお会いしましょう。

彼方ちゃん おはよ!




【プロセニアムの向こう側に】遍在する虚像の群体と普遍的な実在のシンギュラリティ

どうもです。ラブライブキャラソンMADディレクターたけつきです。

MAD「プロセニアムの向こう側に」の全体像的な話をしてみたいと思います。
動画の技術的な話?とかは一切ありません。話すようなこともないしw

AniPAFE2020に参加させていただいております。
参加作品マイリスト:mylist/68326980
詳細:ar1891212
「テーマ:本当の私」

この動画は一体何だったんでしょうか。重箱の隅をつついていきましょう。
では、開演です。



大まかな流れですが、

 プロローグ:「私はまだ知らないの…本当のワタシを」
 起: 演じることしか出来ない私
 承: 演じるって何だろう、自分らしさって何だろう。
 結: 演じることが大好きだから
 エピローグ:「どこにもいない本当のワタシ」

というかんじですね。
全体的に「演じている私」と「自分自身」との対比で作られています。

彼女にとっての、演技とは、スクールアイドルとは何なのか。

プロローグ:『私はまだ知らないの…本当のわたしを』

彼女が一体どういうことを考えているのか。何を悩んでいるのかを、なぞるようなつくりにしています。
曲が始まる前に、彼女がどういうキャラクターなのかを説明したほうがいいかな?
ということで紹介パートを作りました。

彼女が言ってることは基本的にゲーム(スクスタ)のキズナエピソードに沿ってます。
前後関係が違うのと、僕の捉え方がひねくれてる以外はおおむねそういうキャラ設定です。


放課後、ロケーションを転々としながら悩んじゃうカットが続きます。
自分の表現とは何なのか、自分は何がしたいのか。

「理想のスクールアイドルを演じるんじゃなくて自分そのものを見せる!」


見せてないしw っていうのがやりたかっただけ。
Ambibalence :スクールアイドルと演劇に対する両価性
アイドルを演じる自分と、自分自身を見せることへの迷い。まさにアンビバレンス!




自分のやりたいことを思うままに表現するスクールアイドル同好会のメンバーたち、
「自分らしさとはどういうことなのでしょう。」
「私のしてきたことって何なんでしょう。」

………
さて見て頂いた方、このパートをどう捉えたでしょうか。
ただのキャラ紹介パートではあるんですけど、ゴチャゴチャしてるな。とは思わなかったでしょうか。

キャラクターがロケーションを転々としている風景を映しながら、セリフを独白し、
セリフとは違うテキストが表示され、BGMで歌詞付きの曲が流れてる。

なにがこのシーンの焦点なんだと、いったい何が言いたいのかわからん。
紹介するパートと言っておきながら、それを伝えるには不適切な作りだとは思わなかったでしょうか。
思ったでしょ? 思いましたよね!?

はい、ですから、このパートは「何を言っているのかわからない」パートです。
つまりは、彼女の悩みであり心情です。そんなもの他人が理解できるハズないですからね。
 動画の作りとしては不適切だけど、表現としてはこれでいいのかなと自分では思っています。

実は、初めはセリフとロケーションと環境音だけだったんですけど、あまりに彼女が明確に悩みを語るので、なんか違うかなと思ってぐちゃぐちゃにしました。さすがにほんとに何なのかわからないようなノイズで作ると意味が分からないだけになるので、意味を保ちながら錯綜させたかったんですね。

街を徘徊するという、特に意味のない行動をしながら思いにふけります。セリフと、テキストと、曲は、それぞれに意味があるのに、微妙に食い違っていたり、いなかったりする。とてもつかみどころのないシーンです。

彼女はとても賢い子で、自分の悩みを客観的にとらえ言語化し論理的に理解しています。が!
もし本当に自分の悩みの本質を理解しているのなら、それは悩みを解決していることと同義です。

考えても理にかなっていても悩みは解決しない。

何を言いたいのかわからない中で、最初の「私は」と最後の「私のしてきたことは何だったのか」だけは、そのほかの要素が被らず、はっきりと聞こえるようになっています。それがすべてを物語っています。



「みんなはどうやってスクールアイドルをしているんでしょうか。」
個性豊かなメンバーは、それぞれが思い描くアイドルを目指し、形にしていきます。

アイドルの表層をなぞり、演じてばかりの自分にとってのスクールアイドルとは何なのか。
 彼女は表層を真似て再現するのが抜群にうまくて、クオリティが高い。それがタチの悪いところ。一定の評価を得られてしまうからね。

演じることが好きな私が目指すスクールアイドル。
自分は何をしてきたのか、何を目指すのか。



シーン∞ プロセニアムの向こう側に、
オードリー「私はまだ知らないの、本当のわたしを」

 起:『演じることしか出来ない私』

やっと本編かよ、なげぇわw って人はここまで見てくれてた人w ありがとうw
まぁ興味のない他人の悩みつらつら…を聴いてるなんて、こんなつまらんことはないので、
そういうもんだと思ってくださいw

さぁ、始めましょう。彼女の物語を
あこがれぇ~の お~どぉりぃ~♪


お花畑で踊る少女、それは舞台で表現する彼女の世界。
 お花畑好きすぎて、頭がお花畑おじさん。世界はお花畑でできている。
 おじさんのお花講座、「ペチュニア」 ふらわーらんぐえっじは「ありのままの心」


そんな世界を舞台の袖から見つめる私


”これはひとりの少女が思い描いたリブレット”





演じてばかりで自分がない私の、「わたし」に寄り添うモノローグ

高いクオリティで演じ続ける”ことしか”できない彼女は何を、どんなアイドルを目指すのか。
”さぁ掴んで見せて、あなたが望むその理想を”


少女振り向き大好きおじさん、ことあるごとに少女を振り向かせる。
振り向き、何を見るでもない表情で彼女は何を見ているのか。



 承:『演じるって何だろう。自分らしさって何だろう。』



というのを、画面を通して客観視する彼女。
沢山の自分から本当を見つけるため彼女は自身の深層に触れていきます。


"プロセニアムへの接触を検知 ロジック的に不可逆な深層概念ディレクトリへの接続です。”
何故か急にSFチックw なんでかって、それはね僕の趣味です。
それ以上は行ったら元の状態には戻れないよって言ってますね。
何事も元に戻れることなんてないよ人生だからねw
 彼女は別にコンピュータ得意キャラではありません。


なんかチケットを手に入れました。PREMIUM TICKETだそうです。これで入場できるそうですよ。
さぁ扉を開きましょう。


安全なアクセスではありません。「ワタシ」の再構築を開始しますか。
何事も安全なものはないよ人生だからねw

自分の目指すものと向き合いに。
”さぁ、行こう、何処にもいない私のところへ”

 観客席からログアウトして向かいましょう

でーん! 
タイトル 「プロセニアムの向こう側に」

プロセニアムは劇場などで客席とステージの間にある疑似的な枠の事ですね。ステージと客席を隔てる見えない壁、
演じる自分とそれを客観する自分との境界、その向こう側へ。自分を探しに行こう。きっとそこに答えがあるよ。

 英文大好きおじさんは、ことあるごとに英文を飾っていますが、大体シェイクスピアです。
 なんとなく場面のそれっぽいことを言ってます。たぶん。
 彼女はシェイクスピア好きだからね。演劇部を絵にかいたようなキャラだね。絵だからね。
 

さて、向こうには何があるのかな。

 ♪ 本当の気持ち たまにわからなくなる。今の私は誰で何を思う?

たくさんのマネキン、自分の素体から、新しい自分に手を伸ばす。


"こんにちは、新しい私"


でもそんな衣装なんて表面的なものを手に入れたって、何かを見いだせるわけではない。
彼女の悩みのひとつ、「表層」だけうまく組み取り演じ切って、高いクオリティをたたき出す。
そんなところに自分の表現はあるのかな?





暗闇で光に手を伸ばし、光に包まれ、自身が影になる。影がワタシになる。
Who am I ?  I am me ?
その掴んだ「衣装」は誰? それが私? わからない。



というシナリオを読んでいる、という本を読んでいる?

演じることしかできない私の、この気持ちや言葉はセリフなのかもしれない。



 ♪ 自分らしさっていったい何だろう 私を演じることと違うの?

衣装だけじゃ足りない。自分の中にある深層ライブラリーから、それを動かす中身、シナリオを手に入れないと。
”私、台本がないと本当に何もできなくて…"



台本は見つかったかな?

”アドリブが苦手な私を、素敵なシナリオで導いて”



自分の思い描くシナリオに手を伸ばし、それを演じるため彼女は仮面を纏います。





そうやって一体どれだけの仮面をつけてきたのか。
仮面被った自分はみんなにどう見えるのか。
 仮面の柄はロールシャッハテストの柄で、観測した側にどう見えるか、それは人それぞれ違うという意図ですね。

 ♪ 自問自答繰り返すたび 新しい私が生まれるの

無数の仮面を無数の人がそれぞれの角度から見る。演じた私を見た人間の数だけ幾何級数的に増える私。
他人の数と演じた数だけ無数に遍在する私。自分を映すフィルムは一体どれだけあるのか。


遍在虚像イグジスタンスをコンパイルし、実行可能な形式に変換します。 
急にSFチック、これはね僕の趣味ですね。 なんやねん「へんざいきょぞういぐじすたんす」ってw



人語では理解できないもの変換中です。

「せれくたぶるぱーそなりてぃもーど」を経て、表層の初期化を行います。
言いたいだけなので気にしないでください。意味なんてないです。

誰でもない私は、誰にでもなれる。 


準備ができましたね。では変身だ!
 変身少女たちはこのあたりのプロセスをお供の妖精やステッキやらコンパクトが補助してくれるんだろうな。すばらしい。


 ここで言う Awarenessは、意識をとらえる用語としてで、人が情報にアクセスし、それを行動に起こしコントロールできる状態のこと。    idealization は理想化ですね。

古来より少女が変身するときは裸体が七色に輝きます。ぼくはそう教わって生きてきました。
なんとかプリズム力で化粧する海軍兵士服の少女のようだよね。

やっぱり変身にはコールがつきもので、
アウェアネス!」で変身空間を展開して、「イデアライゼーション!」で服が破けます。
本当は30秒くらいの変身シーンがありますが、尺の都合でカットします。
 理想化とコールしながら服が破けるからと言って、おじさんの理想化を形どったわけではないよ。決してね!

はい、ご存じの方はご一緒にライティングでスタァライトされちゃいましょう。若干いじってますがw


 ♪ 新しい私が生まれるの!



デデデデン♪
私は演じることしか出来ないから!

結:『演じることが大好きだから』



いつかきっとおーどりー♪
想い描いた脚本のように煌びやかに演じて……

急にこっちを向いて歌いだします。

さっきまでずっと物語だったのに、急にこっち向いて歌われたら、え?ってなりません?
演劇でいうところの「第四の壁」をぶち破られて、「積極的な不信の停止」に介入されて、
見ている自分を意識させられるの好きなんですよね。あ、物語やなって思う瞬間。




うまくいかないことだってたくさんある。膝は折れ、表層は消えて、深層は割れ、形にならない。

転んだって迷ったって歩みを止めずに、
でも、上手く行かないのなんて、私が諦める理由にはならない。
 ゲームのエピソードで、上手く行かないのに、もう次どうするか考えてるの凄いという流れのなか、
 しれっというんですよね。「だってそれは私が諦める理由にはなりませんし」
 決意をこめて自分を鼓舞するセリフじゃないんですよ。気持ちの持ち方ですよね。
 好きなんです。おじさんより20年は生きてそうな少女の達観よ。




それでもあきらめない彼女は、何度でも演じます。



♪ いつかきっとおーどりー 従うんだ衝動に



四季が移り変わろうと演じることを辞めず、台本がボロボロになってもあきらめず。
衝動に従い演じ続ける。その先に答えがあると信じて。
 僕は困るとすぐに四季流転させます。 あと羽を生やします。




私は演じることしか出来ないけれど
私は演じることが大好きだから

演じることしか出来ない自分を受け入れて、衣装をまとうような感じかな。本にもそう書いてあるしらんけど。

さぁ、掴むんだ!私が望む、その理想を…




一歩一歩近づくの「だいじょゆう~」
 この曲を聴いて大女優って言われるたびに、ふふってなるんですよね。なんか面白くてw 大女優ってw

 エピローグ:「どこにもいない本当のワタシ」


 並べてみたらちょっと面白かったw @シーン_大女優後光TV.png です。

という自分を画面越しに客観しながら私は思うんです。
答えなんてどこにも無いって。

一体どれだけ仮面を持ってるのかw 演じることのキャパがすごいのよ彼女は。

今回も新しい私を検出しました。エミュレートを適応しましょう。
急にSFチック、何でかって、これは僕の趣味です。


彼女は仮面をはぎ取り、自分の素顔をさらします。



”私の選んだ”それ”が答えになるのなら…”



でも、「演じることが自分」である彼女に顔はない。
自分を参照したら値がないって例外で弾かれた。「ぬるぽ

演じた役柄の数だけ、私は何度でも生まれ変われる。




そんな演じてばかりの彼女でも、
それでも、それが自分だという想い、目指すものを追いかける自分だけは、本当の自分なのかもしれない。
そんなときだけは、自分の顔があるのかもしれない。

だから私は ー
新しい脚本ができましたね。ようこそ私の新しい世界へ



いつか届く、私の理想に One day I'll reach my Audrey
「目指す先は違うけれど、私と同じように望む先を見つめる仲間たちと一緒なら」

「みんなはどうやってスクールアイドルをしているのか」って背中を見つめるんじゃなくて、
「自分がどうしたいか」なら、みんなと一緒に歩いて行けるんじゃないかな。





シーン∞ プロセニアムの向こう側で
「だから私は、これからも演じ続けます。何処にもいない、本当のワタシを」
という台本でした。


という映像を見ていました。 (終)

主演・脚本 桜坂しずく
ディレクター たけつき
でした。

  ???:「わたしのこたえ」

最後まで動画を見ていただいた方、なんとここまで読んでいただいた方。まずはありがとうございます。

さて、この動画、テーマというのがあるのですが、ご存じでしょうか。
「本当の私」というものです。

テーマについて語るために、このブロマガ、意図的に書き方をひねている部分があります。
僕は、ずっと、「私もしくは彼女」の名前を出していません。

はい、
クイズです。「私」とは誰でしょうか。

1.桜坂しずく
2.オードリー
3.あるいはその両方
4.そんなものはない

答えは……!!! あなたにそう見えた”それ”です!! デーン!!

では面白くないので、結局僕がどう思って作ったかになりますが、
動画内に答えらしきものがいくつかあります。

一番意図的なのは、冒頭の CAST:Shizuku Osaka です。


キャストが桜坂しずくなので、動画内のキャラクターは「桜坂しずく」ではありません。

もう一つ、この動画は Episode: Audrey です。

そうですね、最初から最後まで、どこにも桜坂しずくはいません。ずっと演じています。

最後のセリフまでもが、台本に書いてあります。的なところですね。
演じ続けることが答えだからね。役者本人なんて何処にもいないよ。

答え合わせ
1.桜坂しずく     20点 間違ってはいない
2.オードリー     80点 正解
3.あるいはその両方  50点 日和った答え
4.そんなものはない  60点 考え方は好きの正解
100点はありませんw

しいて言うなら、エンドクレジットのテレビを見ているキャラクターだけは桜坂しずくです。

別にどう捉えてもらっても、どうとでもなるかなとは思ってます。浅く見ても、深く勘ぐっても、
桜坂しずくを知ってる人も知らない人も、オードリーという曲の経緯を知ってても知らなくても、
それぞれがそれなりに、そう見えればいいなあと思って作りました。

ちなみにオードリーというのは、明言はされていませんが、
演じることしか出来ない「しずく」が、演じるスクールアイドル像として、
自分をモデルに綿密に作り上げたキャラクターです。


彼女はそれを演じることで、その自分を目指すことで、スクールアイドルとしての自分を確立しようと試みています。
彼女曰く、私でもあり、そうでないともいえる、キャラクターだそうです。

スクールアイドルとして、自分を見せたほうがいいんじゃないか?という、ごく当たり前の疑問に対して
普通であれば「自分を表現」する術を模索するのに、桜坂しずくは「自分を役として演じる」という、
なかなかに尖った答えを出しました。
「演じている自分」こそが本当の自分。演じるスクールアイドルを目指すんだと。



この先「しずく」がどうふるまうかはまだ分からないですけどね。それはまた別のお話。
しばらく見届けたいと思いますおじさんでした。

 あとがき:この動画は一体何だったのか

冒頭の自己紹介だったり、シナリオを演じてたり、読んでたり、映像を見てたり、
悩んだり、客観視したり、たりたりたり…

そういう彼女の立ち位置の不安定さや、そもそも最初からずっと演じてるっていう彼女たらしめる部分を、絵の作り方やテキストだけじゃなくて、動画の構成?というか造りというか、動画の全体像みたいなもので形にできたら面白いかなと思いました。この動画自体、しずくが演じた結果なんですね。

それを僕はプロセニアムのこちら側から見守っているよ。 なんつってw

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 今回、演じていただきました 桜坂しずくさんです。

以上、虹ヶ咲学園 国際交流学科 一年 演技派系スクールアイドル 桜坂しずく と
ラブライブキャラソンMADディレクター たけつき でした。

もう一回いいますが、動画見ていただいて、読んでいただいてありがとうございます。
では、またなんか作った時にでもお会いしましょう。





【ラブライブ10周年記念合作MAD】「MAD」と「ラブライブ」と「たけつき」vol.2

どうもです。ハイパーラブライブエディッターたけつきです。

ラブライブも、なんと10周年を迎えました。
手を変え品を変え、まだまだ続いていく感じを醸し出しております。
よほどのことがない限りは、そうそう終わらないコンテンツになったのかな?
毛色の違う新しい展開も楽しみにしています。




さて今回、主催eastさんによるラブライブ合作が企画され、
僕もお手伝いをさせていただきました。

主催からのオーダーは、
・ユニット曲でサビを含む1分前後で作ること
・ユニットに所属するキャラクタ以外を使用しないこと


動画出力の規格とかを除けば、だいたいこんな感じです。
アニメとかゲームとか静止画とか素材の縛りもなく、
ほぼ自由に作っていいということと同義です。


何か統一したテーマで作るわけではく、コンセプトを決めるわけでもない。
それぞれが好きに作るという部分で、統一性がないという消極的なものは微塵もない。
ラブライブというコンテンツに触れる深度もベクトルもスタンスも違う人たち
の集まりで成り立ってる「それ」だなと思います。

 ◆「MAD」と「ラブライブ」と「たけつき」

ラブライブ題材で、曲や、キャラクタ、情景に思うところがあって、
それを出力するための手段としてのMADがある僕が、
この手段であるMAD制作を目的として優先している状況に身を置くことになったのです。
いざ「MADを作る」からスタートすると、出だしですごくつまづきます。

記念合作とはいえ、無理にお祝い風に作る必要はなくて、
ユニット曲の絵として成立すればいいだけだから、
結局僕は好き勝手に妄想ねじ込みタイプで作りました。
……それしか知らんだけやぞw

まぁ、どうしようかと迷ったものの、
作ってしまえば、いつもと一緒だったってだけです。

とは言いつつ、妄想といっても作るのはサビ周辺だけなんですよ。
曲中のどこに内容の焦点を置くかって、もちろんサビの内容になることが多いんですけど、
サビだけってなると、そこからさらに焦点を絞った何かを起点にしないといけないなと思って、
「うーん?」「う~ん??」って感じですw

なので、サビの1フレーズに絞って構成することにしました。

 僕は曲を聴くときに、よほど言葉に意味がないとき以外は歌詞から入るタイプですが、
 歌詞をボーカルの音や響き、楽器のパートとして聞くような入り方をするタイプの人は、
 こういう時、どういう観点でMADの選曲をするんだろう……。

自分の担当パートの抜粋です。



 ◆元気全開DAY!DAY!DAY!


うるさいジャケ絵ですね。全開に元気でデイデイデイですわ。

希望をだして選曲したのは僕ですが、実はそんなにこの曲にこだわりはないw
いや、好き嫌いじゃなくて、いや好きなんだけど、好きさでいえば選曲の余地は他にある。

これは「MADをつくる」ことを目的とした弊害ですね。(いや害ではないかw)
MADのために選曲するのが得意ではない、というか僕にとっては本末転倒なので、
作ることが目的なら、正直なにを選曲しても変わらん。
と思って案外適当に決めました。


 ・キーワード 「ねぇ聞いてよ」



サビに「ねぇ聞いてよ」っていうフレーズがあります。
これはサビの出だしでも、締めでもないんですね。

「今日はどんな日かな」「楽しいアイデアがあるんだ」
っていうのを繋ぐためのフレーズで、曲中でもサラリと流れていくとこなんですけど、
ここを起点にすることにしました。

サビ以外の歌詞も通してみたときに、結局この言葉に尽きるのかなと感じたからですね。



「聞いてほしい」のは何でなのかっていうと、
共感してほしいからなんですよね。たぶん…。

その、共有したい、共感してほしい、
っていうのを表す手段として今回モチーフにしたのが、
みんな大好き「ふぁぼりつ」です。



そこから、ツイッター、いいね、リツイート、共有、スマホ、動画投稿、
ダンスシーン、共感に包まれる的なヤツ、放課後集まろう! ……etc、
というようなワードをチョイスして構成しました。








1コーラスで作るなら、それぞれの何気ない生活を描写しながら、
楽しいことを思いついたよ、共有したいよ。みたいに持っていくのも面白いかも…。


この、「何か」を起点にして言葉の羅列をする連想ゲームはいつもやる方法で、
思いついたことは、多少突拍子なくてもひたすら書きます。
書いたものからいくつかをつなぎ合わせてパーツを作っていって、
全体の流れの中に落としていく、落としていかなかったりする。


今回はサビだけなので、終わらせ方も始め方も決めずに作ったけれど、
いつもは連想ゲームしてる時点で、終わりと始まりは大体決まってるので、
枠の中でパズルする感覚ですかね。


曲のタイトルで言えば元気な一日を切り取るほうがいいんでしょうけどね。
趣旨が違う捉え方、組み方になってるかもしれない。


 ◆Love marginal

初期すぎてキャラ違うけど気にせんといてな。

実は、MADを作り始めたときに同曲で作ってるんですよね。
これは都合がつかなくなった方の代役で、時間も少なかったんで、
どう持っていこうか悩みました。
若干以前の設定を引きずってて、セルフ解釈違いのリメイクみたいになってるw

 ・キーワード 「友達なのにあなたが好きだと」

これ、小泉花陽のセンター曲で、それを踏まえると花陽のお気持ち曲になります。
この感覚で作ると、8割くらい花陽しか出てこない動画になったので、大変困ったやつw 

さすがにユニット曲やからそれはマズイw その辺は3人に関係性を持たせたのと、
ダンスシーンのねじ込みでどうにかユニットっぽくしました。(できました?w)
「ユニット曲っぽく作る」っていう目的のために、手段として花陽プロットを削るという、
これも作ることを目的とした弊害かも。(いや害ではないかw)


出会って、チュッチュ目撃して、未練を残して背を向けます。

相関図的には、(あ、以下は完全にお花畑なのを踏まえてください)
  花陽 → 穂乃果 ⇔ ことり

ですが、穂乃果は無自覚クソ鈍感で”ことり”にいいようにされてるだけなので、
実質、「花陽 VS ことり」です。花陽に勝ち目はありません。
ことりはドチャクソ悪い女なので、全部わかってて立ち振る舞いますしらんけど。

サビで何遊んでんだw なんだけど、好きに作っていいんだから良いんだよ。
主催もダメだと言ってない。(良いとは言ってない)

はい、以上の相関を形にするために使ったのが「赤い糸」です。
安直すぎて草も生えない。いや、ひねる必要はないのだけどねw


希望を胸に「赤い糸」が走り抜け、たどり着いたその先は彼女ではなく、切れた糸先……。
繰り寄せたその糸は、気づけば足元を埋め尽くすほどに切なく、友達なのにあなたが好きらしい。



という流れに、ダンスシーンをぶち込んで作りました。
ダンスシーンに特に意味はなくて、歌ってるっぽければいいかなくらいですね。



「ちかりこ」を作った時もそうですけど、
アーティストが歌ってるカット間に、なんかシチュがねじ込まれてるような、
ミュージッククリップを作りたかった感じです。


 ◆μ'sパートのアウトロお手伝い

・キーワード 「みんなおいでよ」

すーぱーな らぶらいぶに、みんなおいでよ


穂乃果がこっちに手を伸ばす。以上です。なんも考えてない。
投稿4日前に誰か?が「作るぞ」と言い出したので、
おかしなテンションで一番「合作」してるパートw 
やればできるもんやねw

と、いうかんじですね。以上です。


 ◆合作参加のみなさん

参加者の皆さん勝手に書いてます。苦情はこっそりお願いします。(まぁ見てないやろ…)

east さん (主催者様!)
youtube
https://www.youtube.com/channel/UCFr5-_ObOTSd2IYIi-DOzUg

マイファスやワンオクとかカッコいい曲にのせて熱いMADを作られる方ですね。
ラブライブの部活物としての熱さが伝わる素晴らしいMADを作られてます。
今回もラブライブ楽曲な中でもノリがよくてカッコいい曲で作ってくれました。
LL以外でもいいので、またカッコいいやつ作ってほしい。

モリマ さん
 


ラブライブやゆゆゆMAD、などなどを作られてます。
作品の根底を射抜くような独特の捉え方でまとめて作られてて素敵な作品ばかりです。
感動系もありオシャレもありですね。
今回は歌詞を踏まえたシチュエーション系でしょうか。
最近は「VJモリマ」らしい。


むくろろ さん
youtube
https://www.youtube.com/channel/UC5A64FN4OLP1-zCwuqIi3SQ/featured

SAO、等々いろいろ、のカッコいいMADを作られてるかたですね。
切り抜きや加工やエフェクトをかっこよく使って、
作品のストーリー展開をうまく切り取って見せてくれるむくろろさんが、
ラブライブMADを作ってくれました。
今回はいつもと作り方が違ってて苦労されたようです。


heterocromia さん


多彩なとらえかたでラブライブを切り取って見せてくれるうらやましい感性のかた。
真面目におふざけから真面目におしゃれから真面目に真面目まで、何でもやってくれてうれしい。
あそびごころがありありなんですよねぇ。そういうのほしいです。ください。
ニコマス厨なのにラブライブで作ってくれるから suki! ニコマスもいつかつくってね。


あとり さん


目を見張るようなスタイリッシュでおしゃれな静止画MADを作られるあとりさん。
商用のOPムービーだといわれても全く違和感がないのがスゴイです。
あとりさんのエロゲOP風はホント好き。
お忙しいようで最近エロゲOP紹介botをしてくれません。
僕の入力が滞ります。かなしいですw

みなさま、いちラブライバーとして御礼申し上げます!改めてありがとうございました。


 ◆合作とたけつきさん

はじめて合作というものに参加しました。
結局、自分勝手に作っただけでしたが、手段と目的ときっかけと過程は違えど、
作ってて楽しかったです。特にギリギリの後半戦はねw

ーーー

虹ヶ咲みたいな毛色の違う展開もありつつ、趣向を変えてきそうな新シリーズも控えつつ、
ダンスムービー付きゲームも運営されてます。
(添削して記事投稿しようと思ってたら、あの子らwスーパースターになりやがったw)

公式曲はたくさんあるし、そうじゃなくてもいいので、ラブライブMAD増えてくれないかな。
作りやすくなってはいると思うので、だれかMAD作ってくんさい。
まぁ需要でいえば……僕が見たいだけやぞ。

駄文でしたが、長々とお付き合いいただいて、ありがとうございます。
では、また、なんか作った時にでもお会いしましょう。




【たとえばそれが恋なのだとして】言語のカテゴライズ性と恋の抽象的認識変化について

どうもです。百合MADistの端くれ、たけつきです。
ただの「ちかりこMAD制作手記」です。

今回、制作着手当初、だだのダンスMV風MADだったはずが、
ちかりこ妄想百合MADに変貌した、その中身に迫ってみたいと思います。



では、恋する?梨子ちゃんダンスMV妄想百合MAD です。

◆ 実は百合MADじゃない


この曲って普通にとらえれば恋愛ソングなんですよ。
タイトルは「ORDINARY LOVE」意味は普通の愛、何気ない愛とかでしょうか。

サビの、「ありきたりな日常でさえも、あなたとなら輝きだす」を主軸に
一緒にいることの気持ちを綴ってる感じなんでしょうね。

で、百合MADです。なんて宣言しておきながら、
実は恋愛ソングだと捉えてMADを作っていない説をまとめたいと思います。

◆ どうやって終わらせて、どうやって始めようか。

結論から言うと、「たとえばそれが恋なのだとして」って仮定してる時点で、
最終的には、恋であることへの否定もしくは保留の答えが待っているわけです。たぶんね。

1行でいいます。
 最後の「手をつながず2人で並ぶ」2カットをやりたくて、最初に比較を入れただけ。
と思ってください。



歌詞の内容を、「たとえそれが恋じゃないとしても」と結論付けて、
そこへ落とすために動画タイトルをつけてるんですけどね。
なんでそう捉えたのかと言われたら、それは……ただの僕のお気持ち問題です。

ちなみに全編ダンスMVだったときの原題(仮)は、
「りこっぴーの、舞い降る想いはセレナーデ」(没)

結局、最後をどう終わらせたいか決めて、そのためにどう始めるかを決めて、
途中は、なんかそれっぽく、という、いつもの作り方です。


◆ 貴女となら、それはどんだけ輝くのか

さらっと歌詞をながしていきます。
 ※この曲は桜内梨子の声優さんの曲なので、桜内梨子とは関係ありません。

 ♪ 笑っちゃうくらい全く違う私たち ショーウィンドウ映る姿さえ
   並んでたら恋人に見えるかな まさか兄妹に思われてるかな?この場合は姉妹か)

自分の気持ちに想いを巡らせ、これは恋なんじゃないかという気づきですね。
恋人に見えたらいいなという淡い想い。自分の気持ちに恋というバイアスをかける一歩目。


 写真コラ作るの好きなんですよ。楽しいです。




新しい一日が始まります。今日も彼女に会えるよ。
 こんなことでもなければ使われないだろう、梨子ちゃん寝起きカット。
 これはね、説明するとですね、使いたかっただけですね。カワイイね。 
 梨子ちゃんね、ルームウェアの胸にね梨のワンポイント付いてるの。これはなかなかのセンスよ?






 ♪ 他の人に見せることのない素顔を 知ってるのはあなたしかいない。
 シャボン玉でフゥーって素顔を見せてるイメージだったので入れました。なんでかな。わからんちん。
 花畑は手前から空まで5レイヤーに分けてるんですけど、思ったより尺が短くなって見た目意味なかったかもw




 ♪ だから多分周りのイメージとは違う でもねそれでいい愛はここにある。
私の密かな願い、大切な想いは、誰にも知られることなく



別にね、ただ仲のいい友達だと思うんですよ。
「でもね愛はここにある」ってはっきり言ってますねw 勘違いやね、しらんがな。ハイ次。


 ♪ 太陽みたいにあなたが微笑むと、穏やかな空気が流れる。
あぁ、この顔、もう完全に落ちてますね、桜内さん。
 MVに合わせて60fpsで作ってるの忘れてて、アニメ切り抜いて置いてみたら、
 倍速になったので速度落とすっていう変なことやってます。アニメ切り抜いて違うシチュ作るのは楽しいね。



 地味ですけど、桜が咲くアニメは左右反転させてます。
  左側で桜が咲いて、その位置から手を伸ばしかざすような流れにしたかったんですね。
  上のひまわり千歌ちゃんも左に走って、左から出てきて振り向いてます。見やすくなってればいいなぁ。



 ♪ ありきたりな日常でさえも
はい! ズドーン!! やりたいだけ!!!
サビ以降はカット数が多めです。なんかね、気持ちが動きますね。



 ♪ あなたとなら輝きだす
あなぁたぁとぉぅ~なぁらぁ~♪ かがぁやぁき~だぁす~♪
ここ!ここですね。ちょっと待ってくださいね、早口でしゃべります。


無難ではありますけど、「あなたとなら」で千歌ちゃんを映そうと思っていました。
ただ、どういう千歌ちゃんを映そうかを考えたとき、彼女がどういうシチュエーションで、どっちを向いてて、それを桜内さんはどっちから見てるのかを、わたくし真剣に悩みすぎて、画面の前でずっと「あなぁたぁとぉぅ~なぁらぁ~♪」って言いすぎる。をやってました。

「正面から優しい笑顔で」「満面の笑顔で」「口元から胸元までをアップ」「正面から顔左半分」「逆光で顔が見えない」「振り向いていただく」「何気ない横顔」とかとか考えましたが、どれも、「あなたとなら」ではなく、いつも呼んでる「千歌ちゃんとなら」のイメージだったんですね。

なんか違うなぁと思いながら、これ?かな?と思ったのが、

夕日の逆光で、見えるか見えないかの彼女の背中。数歩斜め後ろから微妙な距離感で、何をしてるでもなく立っている後姿を見て、ふと、二人称「あなた」として彼女を見ている桜内さん、約30フレーム(0.5秒)の図です。

はい……次、いきましょうか。


♪ たとえなにが起きたとしても、たまに傷つき傷つけても
  息が触れあうほど近くで、何気ない日を信じていて
いっしょにいたいね~って言ってますね。そういう気持ちは大事よ?
心を豊かにしてくれるからね。

 梨子ちゃんが自分の気持ちを表す手段としてピアノは欠かせない。
 なのでピアノシーンを少し入れてます。たとえ、過去作と何度素材被りしようとも!



 「息が触れ合うほど」のもだえる感じと、「近くで」の引き寄せる手振りがお気に入りです。


 何気なく歩いてるところを撮りました。


全体を通してみて、大体こんな感じですね。

 あ~ん これはかわいいね


 アニメから2人の通学バックのカット
 梨子ちゃんのバックには梨のキーホルダーがついてます。シャレかな?シャレてますね。
 ホントは(左)千歌と(右)曜のバックですが、キーホルダーを付け替えました。曜ちゃんスマンな。


ゆったりとした曲のイメージで作ったので、なるべくいろんなところを追いかけて見なくていいように心がけました。視聴者さんは多分この辺を見てるだろうなという所から、次のシーンの要所が始まるように出来てれば成功かな。シーンチェンジの方向なんかも一応気を付けてます。(できてないところもありますけどねぇ~)

◆ たとえそれが恋じゃないとしても

ええ、別に恋愛ソングで良いんですよ。曲名もそう言ってるし。
ただ一緒にいて穏やかな気持ちになれる。何気ないありきたりな日常でもあなたとなら……。

でもね、この「動画」のタイトルは、
「たとえばそれが恋なのだとして」です。
僕が「この曲」を「ちかりこ」にあてたとき、「僕はこの子たちの関係性をどう思ったのか」が動画のタイトルです。じゃなきゃ、わざわざ動画に妄想ポエムタイトルなんてつけないのです。


桜内梨子さんが高海千歌さんをどう思っているのか」という視点で曲をとらえた訳ですが、この曲で歌われている気持ちなんて、言ってしまえば恋愛である必要はない。という捉え方ですね。
僕の中にある彼女らの関係性の主軸が「恋愛である必要がない」ところにあるだけです。曲自体は紛れもなく恋愛ものですが、それはそれです。

「恋って何ですか」みたいな問いかけではなくて、
彼女が自分の気持ちを「恋」とタグ付けして収納し、「恋」とカテゴライズされたフォルダから感じた気持ちを展開するならば、それは恋だね。でも恋であろうとなかろうと、何気ない日々を一緒にいたいと思う気持ちは、ただそれだけのものだよと。



それはきっと恋なのだけれど、たとえそれが恋じゃないとしても 
「笑っちゃうくらい全く違う私たち、なのになぜか居心地がいいの」

友情だろうと恋愛だろうと「ちかりこ」は尊いよ。その関係性に名前なんて必要ないのじゃ。

と思った。と言う感想文に絵をつけつつ、
そんなことは気にせず、桜内梨子さんが千歌ちゃんを"しゅきしゅき"言ってる
ダンスMV動画が出来上がりました。

……ただのダンスMVがどうしてこうなったのかw 僕も大概やね。

はい! 以上です。

ここまで読んでくれた方、なかなかの物好きですね。ホントありがとうございます。
では、またなんか作った時にでも、お会いしましょう。




【自己紹介】「MAD」と「ラブライブ」と「たけつき」

◆ ニコニコアカウント たけつきさん

はじめまして、たまにラブライブの動画を作ってる「たけつき」といいます。
2016年にニコ動に初投稿してるので3年くらいMAD作ってます(2019年現在)
2017年くらいは全然作れてないですね。
このアカウント自体は古いものですけど、制作歴が長いわけではなくて、
昔ニコニコでアニメを見るために作ったものなので古いだけです。

◆ アニメ・ゲーム と たけつき

アニメはよく見るほうだと思うんですけど、年を追うごとに視聴本数が減ってきてますw
最近は1クール良くて2つか3つくらいです。
見れてない中に面白いものがあるんだろうなと常に思ってるんですけどね。

何を見るかはホントに気分で、時間が空いた時になんか一気見してしまう感じです。
ひねった設定の考察系は好きな傾向にある。くだらないギャグ系も好きだけどね。「日常」とか大好き。
アニメ見てると、何でもすぐ泣く。余裕で泣きます。なんでもないところがぶっ刺さったりする。

アニメ見てるよりは、ゲームしてた時間のほうが長い。
今となっては、ゲームしてた時間をMADにあててるので、
ゲームする時間がめっきり減ってしまった。
たまに禁断症状が出る。

何でもやるけど、ネット環境のない昔からのゲーマーなので、
ゲームは一人でするものという根強いバイアスがかかってて、
いまでもRPGとか一人でやるのが好き。

内容覚えてないのもたくさんあるけど、RPGはかなりやってるはず。
エロゲを含むノベル系、ストーリー系、も好きだし、
爽快アクションも、死にゲーアクションも好き。
ゲームは、何回か負けて苦しむくらいがちょうどいい難易度だと思ってるので、
難易度選択できるゲームは基本高めに設定する傾向あり。

格ゲーとか対戦するのも好きだけど、ガッツリはやらないかな。
FPSとかもゲーム性は好きだけど対戦は苦手。
車好きではないけど車のゲームは好きw

なんかつかみどころないけど、まぁ何でも好きよ。上手いかどうかは別にして。

◆ 音楽 と たけつき

よく聞くのは、ラブライブ楽曲……というのは置いといて、アニソンはよく聞く。
エロゲソングのノリも結構好きなのでよく聞きます。最近疎いけど。
ボカロはミクのゲームが流行ってた頃のやつをよく聞いてたかな。
あとはゲームのサントラかな。作業してるときに流れてることが多い。

邦楽と洋楽は10数年前くらいで止まってる。全く聞かないわけではないけどね。
積極性という意味ではそのくらいで止まってます。アニソン聴く比重が大きくなちゃってw


◆ ラブライブ と たけつき

ラブライブのμ's劇場版が始まる頃(2015年?)、映画になるくらいやからなぁと思いつつ、
ラブライブとかいうやつ見たよw」って、ただ友人に対するネタのつもりでラブライブを視聴し、
3話くらいで勝手に泣いて、ネタ提供じゃなく布教して、今に至る。

初期からのディープなファンと思われがちですが、実はそうでもない。今となっては古参かもしれないけどw
ラブライブの曲をよく聞くようになり、曲を聴いた時の妄想を形にしたくて動画を作り始めました。
付き合いの長いコンテンツになっちゃって、惰性みたいになってるところも無きにしもあらずだけど、
愛着は強いので楽しみ続けると思います。

アイドルコンテンツの大手アイマスさんも好きだけど、
アニメとゲームを少しかじってるくらいなので、語るほどのものは持ってないです。
デレステ、ミリシタ、シャニマスをたまにやりたくなって再開しちゃう感じ。

◆ MAD と たけつき

MADというよりはエロゲのPVが結構好きで、
内容は全然知らないけど曲とPVは知ってる。というのが多数です。
エロゲ自体は…もうどれくらいやってないか…。
MAD作る際の影響は大きいと思います。
素材として使ってたりもしますしね。

MADは熱心に追いかけてきたわけではなくて、
視聴は自分で作り始めてからが多いです。
僕が作るものは、動画としては退屈かなと思ってるんですが、
妄想が形にできてたらいいなぁと思ってます。

作品や楽曲の魅力を伝えるでもなく、映像を見せるものでもない。
キャラの魅力を伝えるのかといえば、キャラとはかけ離れた自分だけの偶像を垂れ流す。
そんな偏愛にみちた嘘っぱちの「狂ったもの」が僕の「MAD」ですね。
多くの方に共感されるとは思えない。それでも、どこかにいる物好きな方。
もし僕の作ったものをよかったと言ってくれるのなら、そんなうれしいことはないです。

多くはないですが妄想を出力してるので、よかったら見てやってください。


【奏でる未来はプレリュード】これからの事、それはいつか訪れる未来の始まり。

※ 妄想の中身、何を考えたのか、どういう構成なのかについて書いています。

テーマは「何かを作り、形にすること」
一つ前に投稿したAniPAFE2019支援動画と対になる作りで、2つで1つのテーマになります。
 ※ テーマ部門参加ではありません。この動画単体ではあまり意味がないので。

前作ではAqoursさんが興味本位でAniPAFEに飛び込み、苦労しながらも、みんなで作り上げ、
1コメ1マイリスに飛び跳ね喜ぶ千歌ちゃん。創作の楽しさ。
スクールアイドル素敵やねっていう歌のスクールアイドルをMADに無理やり差し替えたかんじ。
前作:たのしいやつです


今回は、作ることに喜び、結果を残し、その先で期待され、
思うようにならなくなった梨子ちゃん。嫌になっても、それでも未来はあるよ。
という感じです。



それでは、妄想全開 りこっぴープリクエルMADのはじまり~はじまり~!

  
  と、その前に、ラブライブ!サンシャイン!!に詳しい方。本編の流れを改変してるので気を付けてね。
  そういう詳しい方は、このほぼ梨子ちゃんしか出てこない動画で、コラージュ梨子ちゃん探しゲームしてくださいw



では行きましょう。
 ※以下、基本的な設定を除き、ほぼたけつきの妄想です。実際の桜内梨子さんとは関係ありません。

「海の音を聞きたいの」

Episode 0.5 : Riko's prequel
ということで、動画前半で前日譚 後半でアニメを少しなぞる感じ です。


 【】何を探してる?もう…それもわからない…
 【】海の音を…聞きたいの
 【】いまさらわかった"ひとり"じゃない
 【】私はスクールアイドル 桜内梨子

という流れで進んでいきます。

メインのキーオブジェクトは「鍵」です。…シャレじゃないよ?
ピアノの鍵であり、自分にはピアノしかないという意味での、彼女自身のアイデンティティの一部です。

 ー【】何を探してる?それも…もうわからない 

アニメ冒頭 梨子が東京から沼津市内浦に引っ越してきたところから始まります。
東京とは違う、静かで何もない町に越してきて、何もない自分と重ね、おセンチメンタルになります。


ピアノにかけた鍵を投げ捨て、今まで自分の一部だったものとサヨナラします。
  ピアノへ向かう環境を変え、東京から引っ越してきた。というのは公式の設定です。
  鍵とかなんとか、そんな公式設定は微塵もありません。妄想です。


"これは私の前奏曲 何もない自分から逃げ出した私の…"
海に鍵を投げ込み、消えてしまった鍵からの~


「奏でる未来はプレリュード」


はい! タイトルロゴです。 
この動画のすべてをここに置いてきました。
桜内梨子から流れ出た海がやがて音になる。その過程で未だ来ぬ未来に鍵をかけています。そういう動画です。


タイトルの言い回しに特に意味はありません。こういう言葉のリズムが好きでつけてるので。
何もないけど、それでも奏でれば、それはその先への未来の始まりだよ。くらいのニュアンスです。


タイトル中に英文を入れてますが、彼女の心のカギを開ける言葉になってます。
「どこにいても同じ明日を信じてる」 (劇中歌:想いよひとつになれ より)

 
劇中では、ラブライブ予選とピアノコンクールが同時に開催され、梨子はラブライブに出ると決めました。
  でも、千歌からピアノコンクールに出てピアノへの気持ちに答えを出してほしいと告げられます。
  それぞれ違う場所へ向かいますが、同じ明日を信じてる。梨子の気持ちをピアノへと向かわせるフレーズです。


ちなみに、プリクエルなので本編があるわけですが、これはアニメでもあり、僕がAniPAFE2018に投稿した、
桜内梨子のMAD「願いを奏でるモノローグ」でもあります。


一応、ロゴ的には顔を上げて右向きなのが対になってますね。

え~と、タイトルで動画のすべてを語ったので、ここで終わりですねw

…さて、回想です。

 ー【】海の音を…聞きたいの ―

タイトルロゴの未来がパズルピースになり落ちていきます。落としちゃったんですね。
砕けた欠片、じゃなくてパズルなのはピースがあれば再生出来るから。


"あの頃はピアノを弾くのが楽しかった"と、ひとり語りしております。
「ピアノ弾いてると空飛んでるみたいなの」「自分がキラキラになるの、お星さまみたいに」
このセリフは実際にアニメで幼女梨子が言ってます。



2つ目のキーオブジェクト 絵画「空飛ぶお星さま」
ピアノに向き合う気持ちの推移で変化していきます。

”新しい曲を書いて 心を形にして紡いでいく 演奏する楽しさ 想いを届ける嬉しさを”

何かを作って、それが思うように形になるのは楽しくて嬉しいんじゃないかなと、
梨子もそういう経験してるでしょう。







ペンを持てば曲が書け、ピアノに座れば音が出せる。自由に創造できる私だけの世界。
咲いた花と花畑はユリですね。ピアノに向かう純粋さです。
 僕が花を出すときはほぼ花言葉です。気持ちを表すのに入れとけばワンカット作れる便利装置。安直すぎかねw


賞を取って結果を残し、嬉しい梨子ちゃん。認めてもらえて…とても嬉しくて…

高校に入学し、ピアノを続ける梨子ちゃん。
"高校に入学して期待されてたんだ…私"

季節を巡っても、ピアノに座り続け、ずっとピアノをやってきました。
自分が形にしたものが、人に届いて認めてもらえる嬉しさ、その気持ちは確か…ですが…
期待されたと思う、その彼女の気持ちに陰りが見えます。そして、ふと思います。


あなたは "楽しくないの?" 
私は   "楽しくないの…"
ただ純粋にピアノが楽しかった彼女は、この時一体なにを目指してピアノに向かってたんでしょうね。


「どうしたらいいんだろう、私…、何をやっても楽しくなくて…変われなくて…」
 劇中で使われたセリフですが、彼女はアニメ冒頭で大して仲良くなってない千歌ちゃんに、ピアノに向き合えない心情を吐露しています。
 実は結構弱ってたのかもしれませんね。そこはあまり語られていませんが。


失意の雨の中、降りしきる雨でさえ音を出しているのに、自分には音がなくなってしまった。



梨子ちゃんダメになるw


ここから桜内さんに、ひたすらネガってもらいました。うつ演技ありがとうございます。

弾いても弾いても、奏でられない。
書いても書いても、曲ができない。

ただテンポを刻むメトロノーム 色あせる楽譜 書けないペン
 "ねぇだれかメトロノームが壊れたみたいなの" というのを入れてるのですが、不気味さ出てます? 多分壊れてるのは受け手です。


楽譜はただの紙の山となります。

私の心(音楽)はただのゴミw(桜内さん、これは言い過ぎw)

"思い描いた律動も、想いを書いた旋律も、なにひとつ音にならなくて"
 この梨子ちゃんの虚ろに蔑むような目が好きですw




ただ作ればきっと曲は出来るし弾くこともできるハズ、でも気持ちがついていかない。

ユリが枯れましたね。


ピアノに向かう純粋な気持ちは失われ、彼女の世界は終わりを告げます。
絵画「空飛ぶお星さま」は羽がもげて傷だらけ。もう楽しかった頃の顔も見えない。



3つ目のキーオブジェクト 「桜の花」

彼女の未来への気持ちで変化します。
"もう、どう弾いていたのかさえ、思い出せない"
まぁ、打ちひしがれて一気に散ります。


閉ざした心は沈みゆき、ただ音もなく海の底へ




「海の音を…聞きたいの消え入るようにつぶやいていただきました。
もちろんネガ内さんにはそんなものが聞こえる筈もなく、
ただ、弾いても意味がないと、不貞腐れます。

 花びら4 Mi amis ludanta la pianon ピアノを弾くのが大好きだった。
 花びら3 Estis amuze ĉe farante kanton. 曲を作るのが楽しかった。
 花びら2 Liberaj flugi en la ĉielo 自由に空を飛ぶように
 花びら1 Segun brilantaj steloj キラキラ光る星のように
 花びら0 Muziko min renkontos mia menso 私の心を満たしてくれた音楽は

  
花びらが散るフレーズはエスペラント語です。言語体系を成してはいるけど、英語よりは通じ難いかなと思って入れてます。
  梨子の気持ちではありますが、他人にも本人にすら理解できない何とも言えない心情という意図ですね。



コンクールに出場するも、まったく弾くことができず退場
 (これ公式設定です。)

回想終了 冒頭に戻ります。夕日の海辺にたたずむ梨子ちゃん。
”私は…逃げてきたんだ、この何もない町に…”


前半終了です。

暗闇の中、絶望の先にわずかな希望が光ります。
It's always darkest before the dawn.(明けない夜はない)


 ー【】いまさらわかった"ひとり"じゃない ―

おや?誰か来ましたね。そして…次の曲が始まるのです。(実際は1つの曲です。)
動画の冒頭では画面外にいらっしゃった真の主人公、千歌ちゃん登場。


ねぇ、なにしてるの? 私は高海千歌 あなたの名前は?



桜の花びら…再生を始める。


 花びら再生のフレーズは、梨子がピアノに向かい合うまでの過程で歌ったAqoursの曲のフレーズであり、
 彼女の未来への想いでもあります。と勝手に僕が思ってます。さすがに僕のポエムではありません。


千歌ちゃんや仲間たちのと邂逅が始まります。

海の音を聞きたいの はい、3回目です。どんだけ言わせたいのかというところですが。

  動画の冒頭でもつぶやいていましたが、アニメのセリフです。
  千歌ちゃんに初めて会ったときに、こう答えています。
  海の曲を作ってて上手く行かなかった。といういきさつのセリフですが、
  動画内ではどちらかというと、自分の心が聞こえないというニュアンスで使ってます。


「海の音を聞きに行こう」

Aqoursでの、みんなとのスクールアイドル活動を経て、彼女の心は少しずつ前に向き、
桜の花びらがひとつひとつ再生していきます。

 
 花びら1 なにを探してる? まだわからないけど入り口はここかも
 花びら2 動き出した心は、まだ迷いを抱えて揺れているよ。それでもスタートしたのは運命かな
 花びら3 誰の胸にも宿る力 大切な人たちと羽ばたく"ちから"
 花びら4 力をあわせて夢の海を泳いで行こうよ
  なにを探してる?のフレーズは、”動画冒頭の、何を探してる?それも…もうわからない”、と対になってますね。
  ただ前向きな千歌ちゃんと出会い、何かわからないけど、進めるかもしれないと…

「笑顔になれたら、変われたら、また弾けばいい」
「梨子ちゃんの力になれるなら私は嬉しい」


千歌ちゃんに手を引かれ、彼女は飛び立つために空への階段を上り始めます。

絵画「        」 A prelude to play the futurity
ピアノへの気持ちに翼が生えました。まだタイトルはありません。答えを出すのはもっと先です。

"彼女と一緒なら、千歌ちゃんとなら、私は歩いて行ける"



みんなと出会い、過ごし、彼女は気づきます。
”かけがえのない日々を積み重ねて、いまさらわかったひとりじゃない” (劇中歌:想いよひとつになれ より)


桜の花びらは色付き…
"想いよひとつになれ このときを待っていた" (劇中歌:想いよひとつになれ より)
梨子ちゃんとみんなの歌「想いよひとつになれ」のイントロのフレーズです。 さぁ始まりです。



 ー【】私はスクールアイドル 桜内梨子 ―

千歌ちゃんに導かれ、みんなに迎えられ、笑顔になる梨子ちゃん。
砕けたピースが合わさり、未来への空が戻ってきます。


"私はひとりじゃないから" こけしかわいい!


「みんなと一緒なら、私は何処へだって、飛べるんだ!」
  このアニメ、なにかあるとすぐハトを飛ばします。みんなと一緒に頑張るみたいなときは大体飛んでる。


みんなの想いがひとつになり、梨子の鍵が再生するわけですね。

 劇中で、梨子はピアノコンクールに出場しており、ほかの8人がラブライブ予選で歌っています。
 「想いはひとつだよと」「違う場所へ向かうとしても信じてる(英文)」
(劇中歌:想いよひとつになれ より)
 
みんなが指さしてるのは梨子ちゃんがいるピアノコンクール会場(東京)だそうです。ホンマかいなw

 ライブ会場に幻の梨子ちゃんを写したカットを入れてます。クソコラですw  


鍵に手を伸ばし、なくした自分を補完できました。そして、
"聞こえるよ海の音が" 
ということで、たどり着きましたね海の音に。

英文の海をAqoursにしてるのが、ちょっとこだわりですw 
自分の曲を見つけることができた & Aqoursの歌が聞こえるよ。というニュアンスです。

鍵をつかみ、暗い海から抜け出して、彼女は再びコンクールへ登壇しピアノへ向かいます。

ここで自己紹介。 
私は、浦の星女学院 スクールアイドル 桜内梨子


千歌ちゃんに名前聞かれたことに対して、ピアノコンクールに登壇しながらも、
自分はスクールアイドルだと名乗り、鍵盤をたたく。
これが自分のアイデンティティなのだと。想いをこめて…。


「そして少女は願いを奏でる」 っと次回予告して終了です。


あなたを音で抱きしめたいの…受け取ってこの想い… 桜内梨子 キャラクターソング:Pianoforte Monologue より)
俺たたENDですね。

 コンクールで演奏しているのは、作曲の過程で挫折した「海に還るもの」という曲です。
 その後、桜内梨子はピアノで結果を残した後、「Aqours」に還ります。
 ピアニストとしてではなく、スクールアイドルとして… でもそれはまた、別のお話。



 笑顔で終わりましょうw
  たけつきの梨子ちゃん笑顔集からのとっておきです。はいカワイイw
   この笑顔は1期OPからですが、2フレームくらいしかありません。いい笑顔やわ。

つづく…

……… はい!

長々と書き連ねましたが、ここまで読んでくれた酔狂な方w いかがでしたでしょうか。
MADの技術的なことは理解が及ばないので書けませんが、
ただひたすら、どういう妄想で作ったのかを書かせていただきました。

あぁそういうことなのね。って思ってもらえたでしょうか。
そうそれ!そう思ってた。と思ってくれたあなた、僕の妄想をくみ取ってくれてありがとうw

なんにせよ、最後まで付き合ってくれてありがとうございます。できたら、もっかいくらい見てみてねw